

文箱
@hubaco
アイコン画像は映画『サマーフィーリング』のジュディット・シュムラさんです。GRAPEVINEのライブによく行きます。
- 2025年10月5日
- 2025年9月28日
- 2025年9月27日ジェイムズパーシヴァル・エヴァレット,パーシヴァル・エヴェレット,木原善彦読み終わった見かけた本屋さんの特設コーナー(刊行直後からずっとある)で見たらもう4刷。 感想をちらちら見ていると『トム・ソーヤー』も『ハック・フィン』も未読だけどおもしろかったよという人が複数いるので、けっこうみんないきなりこれから入ってるんだろうか。 しかし、これを読んでから『トム』と『ハック』に戻るのもわりとしんどくないか。 本書については思うところいろいろあったけど、ハックが天使のようにかわいくて健気で、ヨシ!となりました。ハックはこうだろ。
- 2025年9月22日
- 2025年9月15日ヒュペーリオン ギリシアの隠者ヘルダーリン読み始めた今日はライブ🍇 【後記】日比谷野音で〈Darlin' from hell〉をやって、大変!と慌ててヘルダーリンを読み出す。この後も何回かセットリストに入ったけど、最終的に〈KINGDOM COME〉と入れ替わった。
- 2025年9月7日
- 2025年9月7日ユーモアの鎖国 新版石垣りん読み終わった@ 本の読める店fuzkue初台交換読書会で紹介された本。圧倒的に鋭い、強靭な感性。戦中と戦後をこういう言葉で表現し続けた女性がいる、という事実に励まされる。武田百合子さんの文章を読むときの喜びを思い出す。
- 2025年9月5日イギリス人の患者マイケル・オンダーチェ,土屋政雄読み終わったリチャード・フラナガン『奥のほそ道』を読んでいて蘇ったので二十年ぶりくらいで読んでみた。むしろ『アレクサンドリア四重奏』であった。 詩的な文章、とても美しいのだけどアナロジーに乗っていけない。スリランカにルーツを持つ作家で、キップというインド人の英国軍工兵が登場するにも拘らず、なんとなくオリエンタリズムの香りが気にかかってしまうのだった。
- 2025年9月1日
- 2025年8月29日日記の練習くどうれいん読み終わった交換読書会で当たり、半分ちょいまで読んだ。続きが気になる以上に読んでいた時の満ち足りた感覚を自分のものにしておきたくて、翌日買ってきて最後まで読み終えた。 チャーミングな文章、読む人を幸せにする文章ってあるなあと思った。簡素な中にぬくもりがあって。 くどうれいんさんはReadsでお名前がたくさん流れてくるのを見てなんとなく心に残っていた。こんなふうに御縁を結べてうれしい。
- 2025年8月28日共謀綺談フアン・ホセ・アレオラ,安藤哲行気になる
- 2025年8月27日ストリートの思想 増補新版毛利嘉孝読み終わった夏休みで読み終えました! 自分がどれほど無思考・無批判のまま資本主義社会に組み込まれてしまっているか。オルタナティヴは必ずある。そちらに進む勇気と実行力があるかは別として。徒に悲観主義に走ってはならないという著者の戒めを心に刻みたい。
- 2025年8月27日ストリートの思想 増補新版毛利嘉孝読んでるかれこれ一年近く、開いては少し読みまた寝かせ。執筆当時(2009年)の諸々の新たな動きをきらきらした語調で綴ってるのが、隔世の感を抱いてしまって。あれもこれも潰えた希望。
- 2025年8月25日鶴 ――長谷川四郎傑作選 (ちくま文庫は-57-2)堀江敏幸,長谷川四郎読み終わったXを追わなくなって久しく、版元筑摩書房の激熱の紹介投稿も見逃していた。曰く、ものすごい作家、と。 降伏、捕虜生活、逃亡兵のお話ばかり。『シベリヤ物語』より読むのに時間がかかったのは、よりいっそう静かで果てのない牢獄のような世界だったから。後半の随筆「デルスー時代」を読むと作品の素材のようなものも窺い知れる。でも語り口がまるで違っていて、その落差に作家の矜持を感じた。
- 2025年8月25日
- 2025年8月23日トピーカ・スクールベン・ラーナー,川野太郎読み終わったfuzkueの会話のない読書会で読み始めて、ずっとその続きのような心地よさの中で読み通せた。 内容についてはこれからじっくり反芻したい。『10:04』でも感じたけど、ベン・ラーナーは技巧的なのに核の部分で何か飾らない、良きものを持っている。それが灯火のように常に読者を照らしてくれて、信頼感と共に読み続けることができる。 それにしても『トピーカ・スクール』とはすてきな響きの題名だ。トピーカというなじみのない地方都市がこの本によって自分の中で特別な存在になる。『コロンバス』という映画を見た時にも同じような感覚を得たのを思い出しながら読んでいた。
- 2025年8月21日
- 2025年8月20日異形のヒグマ OSO18を創り出したもの山森英輔,有元優喜読み終わった川端裕人さんの本を読んだおかげで絶滅種とか人間が生態系に与える影響とかを考えるようになってきた。OSO18が不幸なクマだという終盤の言葉は心に響いた。彼(?)を不幸に追いやった因果関係の壮大な巡りについて人類はもっと自覚しなければならない。「自然を守る」って全然シンプルな概念ではない。今夏またヒグマ被害が大きな話題になっているけど、この本の問題提起は重大だ。
- 2025年8月19日夫婦善哉 正続 他十二篇織田作之助読み終わった最近のGRAPEVINEは和テイストを色濃く感じるようになって、最新作のアミーチーは日本語タイトルが多いだけに尚更。横浜のライブでは五木ひろしも登場してたしね。中年になると時代劇ばかり読むようになるみたいな…じゃないじゃない。アミーチーツアー前半戦の余韻を引きずりながらオダサクワールドに遊ぶ、そんな8月上旬を過ごした。
- 2025年8月19日
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