
楡
@etemotust
- 2026年5月25日
リベラルとは何か田中拓道読み終わったリベラルって何?と思いながらもやもやしていた自分にはわかりやすく、おもしろくいい本でした。排外主義が強くなってきていることに対する納得感も得たし、日本でぼんやり暮らしているとリベラルって何かわからなくなるなという実感も得た。 自分がどの立場で何を支持するかはまだ決められていないけど、何も知らないまま立ち止まっている時よりマシ。 - 2026年5月23日
ポピュリズムとは何か水島治郎気になる - 2026年5月23日
民主主義とは何か宇野重規気になる - 2026年5月23日
リセット北村薫読み終わった書き出しに惹かれる小説はだいたい一気に読んでしまう。今回も寝る前に読み始めて間に睡眠を挟んで読了。 時と人シリーズのなかでもっともドラマチックに感じるお話で、男女のすれ違いの巡り合わせの話、と思いつつ親から子への想いもあり、あくまで流れゆく〈時〉の話なのだなとハッとさせられる。 「・・・・・春に五月は一度しか来ない?」 「ーでも春は、毎年やって来るんだよ」 がとてもロマンチック。 - 2026年5月22日
現代思想入門千葉雅也気になる - 2026年5月22日
寝ながら学べる構造主義内田樹気になる - 2026年5月22日
教養主義の没落竹内洋気になる - 2026年5月22日
保守主義とは何か宇野重規読み終わった自分が無知浅薄過ぎてやばい!と思う今日この頃。筆者本人のおっしゃる通り網羅的な本ではなく、歴史的に主要なポイントを押さえたという感じですごくわかりやすいしおもしろい。書きっぷりにも誠実さを感じたし、何から手をつけたらいいのかわからない(私のような)人におすすめできる。 「何を守るのか」について自分の頭が空白すぎて、これまた自分のやばさを自覚した。ゼロから考えるのは無理なので、知識を増やしながら徐々に考えていきたい。 - 2026年5月20日
久生十蘭短篇選久生十蘭,川崎賢子読み終わったアンソロジーで『黄泉から』を読み、魅せられて『魔都』を読んだ後にこちらに。読後にパラパラと再度拾い読みしていると、妙なる…と唸りたくなる幸福感がある。 再度読んだ『黄泉から』の美しさにため息。それに並んで、私は『鶴鍋』が好き。 知識が浅いので解説を読むと、なるほどそういう…と理解が深まる。時間をおいて読み返したい。 - 2026年5月19日
組織論の名著30高尾義明気になる - 2026年5月18日
燃えよ剣 上司馬遼太郎気になる - 2026年5月18日
ターン北村薫読み終わった時も人シリーズはスキップだけかつて読んで止まっていた。続けて読むと、たしかにこれは〈時〉というものをどう捉えるかを複数のアプローチで描いてるんだな、と頭ではわかっていたことを実感としてしる。 孤独と向き合わざるを得なくなる電話がつながるまでのパートが好き。私は普段孤独そのものとは向き合わず孤独の影に怯えているようなものだけど、ターンの冒頭1/3くらいまでのシーンは静かに満ちる湖のような静かな、だけど確かに在る孤独を連想させてくれて、澄んだ気持ちになる。 電話がつながってからはドラマチックな印象が勝つけれど、下記は真希の凛とした清廉さを感じられて印象的。 「果てしない孤独の底に落ちるのが、つらくない筈はない。しかし、落とされるのではなく、自分で選ぶ道なら、耐えられない筈がない。仮に、永劫のものであろうと。」 - 2026年5月17日
スキップ北村薫読み終わった再読数年ぶりに再読。全編誠実さが貫くような作品だと思った。主人公の真理子もさることながら、夫も娘もいまの生徒も過去の生徒も誠実だと感じたし、それはおそらく真理子が誠実であるからこそ周囲の人が誠実に返してくれる。あるいは人の誠実さを信じ誠実な部分に陽を当てるような真理子の眼差しが人をそうさせるのだろうな、と感じさせてくれる作品だった。 朝の鮮やかな空気を連想させるような潔白な佇まいに、私の背筋も伸びる。 - 2026年5月15日
倫敦スコーンの謎米澤穂信読み終わった外観はポップでコミカルであまいけれど、中身はスパイスの効いた複雑なスイーツ、という感じ。そのバランスが絶妙。 おいしいデザートをいただきました。私は羅馬ジェラートの謎がお気に入り。 - 2026年5月13日
我らが少女A高村薫,髙村薫読み終わった再読人物の切り替えがこれまでの作品より短いスパンで起こるので、なんだか群像劇っぽく感じる。最新作ですら初読時の記憶をなくしておりびっくり。 降り積もる歳月に浮き沈みする人々が、いかにも人生という感じ。マークスの山や照柿から考えたら合田の成熟っぷりたるや。加納との関係性も安定と平穏を得ているようで…、病気の回復を祈るばかり。 - 2026年5月12日
帰れない探偵柴崎友香気になる - 2026年5月12日
渇愛宇都宮直子気になる - 2026年5月12日
空、はてしない青 上メリッサ・ダ・コスタ,山本知子気になる - 2026年5月12日
晴子情歌 上高村薫気になる - 2026年5月11日
冷血(下)高村薫読み終わった再読高校生の時、気まぐれに手に取って読み、衝撃を受け、ずっと好きな小説にカウントしてきたけど、しっかり再読するのは初めて。昔は冷血を読んでから合田シリーズを遡ったので気づかなかったような気がするが、刊行順に続けて読むと警察における苦悩と葛藤を抱える鬱屈とした合田の青さが、成熟し深い洞察の眼差しを持つようになったように感じる。作中で合田宛に書かれた戸田と井上の書簡から覗く、いわゆる一家4人殺人事件の犯人としての像と結びつきがたい感受性や知性を、職務の義務を超えた交流によって引き出す合田のその姿勢に惹きつけられる。 これは犯人の冷血を描いているのだと気が付かぬ間に思い込んでいた自分に気づく。タイトルの冷血は犯人2人ではなくすべての人の冷血を指し示している。すべての人間に同居している冷血がどうのようなかたちで顔を出すか。合田は自身の冷血にも自覚的でありながら、妥協点を見つけながらできる範囲の真摯で人に向き合おうとしているように感じる。 高校生の時はキャベツが一つ、キャベツが二つ、・・・の幕切れに心を強く打たれた覚えがあるが、再読しても鮮やか、と思う。
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