
目眩
@etemotust
- 2026年10月6日
ストーンサークルの殺人M・W・クレイヴン,東野さやか読み終わった450ページぐらいまで、「海外ドラマの書き起こし読んでるような気分、、、イマイチかも〜?」と思ってたけど、杞憂でした。SNSで紹介文読んでたから結構序盤で犯人わかってたけど、それを差し引いてもよかった。読みきれない部分もあったし、詩的だったし。 ラストのところ、「太陽はほぼ沈み、影もほとんど見えなくなっていた。満月の淡く、神秘的な光が射している。」っていうシーン設定なのよかった。これは映像で観たいけど、ドラマ化はどこへ行ったのだ。 「きみにはぼくのなかの暗黒は見通せない。きみ自身の暗黒によって目をくらまされているから。」 - 2026年10月2日
Iの悲劇米澤穂信読み終わった地方自治についてふだんあんまり深く考えていない、というか目を逸らし続けているので、自分のあまさを告発されているような気持ちになりながら読んだ笑 『深い沼』が好きすぎる。最近資本主義の課題についての話題が目に入るようになったから、余計に。「ひとは感傷で生きるんだよ」って真理すぎるな。 - 2026年9月28日
可燃物米澤穂信読み終わった米澤作品のクオリティの高さに毎回驚く。土台からしっかり積みがってる城壁のようなイメージを抱かせられる。 個人的には、『ねむけ』『本物か』が好き。有栖川有栖先生が解説なのもかなりうれしい。 - 2026年9月23日
可燃物米澤穂信気になる - 2026年9月23日
幽冥の岸 十二国記小野不由美読み終わった落穂拾いありがたや。ここで終わってもきれいだなと思えるところまで作品を書き続けて下さり、幸福な読者にしていただいたなあという気持ち。でも続きがあるなら読みたいです。舜・漣・範あたりのお国柄とか、芳の麒麟は結局…?とかも気になるし。 ・戦城南:これめっちゃ気になってたけど、これで話書いてくれるんや……となる。償えない罪は確かにある。それでも生命は続く。許すも許さないもなく、向き合うだけの勁さを持ちたい。 ・異邦の客:幼い者とも対等に向き合うこと、十二国記で一貫して大事にされているテーマですね。幼いものだけではなく、相互理解を放棄せずに対話することが大事にされている印象。琅燦と巌趙はどうなったんだろうな…… ・夢の結び:英章、容赦ないけど見る目あってありがとう好き。ティーン向け文学っぽい趣があり、なつかしい気持ちに。 ・幽冥の岸:景麒と陽子の主従が好きなので、眠れぬ夜につきそう景麒ありがとう。天秤のたとえと希望を積むという言葉、とても印象的だった。癒えない傷があっても生きていく。そのために希望を積む。采王の台詞を思い出し、本当にいろんなところで繋がっているなあと思う。「苦痛を忘れる努力、幸せになろうとする努力、それだけが真に人を幸せにするのですよ」 - 2026年9月23日
白銀の墟 玄の月 第四巻 十二国記小野不由美読み終わった再読天というシステムは不明瞭ですべての行いが報われるとは限らない。それでもなおただひたすらに道理を重んじる行動をとり続けたことで、心ある人々がついてきてくれた。積み上げた行いが未来を開いた。我が身を振り返り、行動を正したくなる。いい小説だよ。 そして、天もでき得る限りで味方していたのではないか?と思う。王を弑すのは自らの罪だけ、だとすれば、天はなるべく驍宗を守りたかっただろうし。この結末を琅燦はどう見たんだろうね。 結構、友尚とその麾下が好きでした。「ーいいか?お前が来るときには、必ず阿選様をお連れするように」この台詞が主従の何たるかを映していてうつくしい。 英章が好きなので、驍宗に見えた英章の様子、私は想像し続けますよ。正頼とのコンビもよかったです。 - 2026年9月23日
白銀の墟 玄の月 第三巻 十二国記小野不由美読み終わった再読話が動いて一気に読みやすくなる。 阿選の心境が語られるのを読んでいると、すれ違いにやるせなくなる。驍宗が阿選を評価し意識していたことを阿選が知っていたらどうなっただろうか?と思わずにはいられない。まあ、驍宗と阿選の在り方として、腹を割って2人で話すということはなかっただろうし、ないからこそ双璧だったのかもしれないので、どうあってもここにたどり着くのかもしれないけども。でもやはり、強すぎる光輝の横にいた阿選が、濃い影となりうるだけの器を持っていたことに想いを馳せずにはいられいない。引き篭もり続けた阿選が表に出てきたきっかけは、周囲からみれば麒麟の誓約であるだろうが、最も大きいのは琅燦との会話ではないか?と勘繰るとますます切ない。 琅燦は、優先順位が他の人々とひっくり返ってるんだろうし、それはいいんだけど、ほんとに次蟾が厭なので、これを斡旋したと思うと許せぬ。 1番の盛り上がりは正頼のところな気がしつつ、個人的には最後の恵棟の吐露が印象的だった。阿選は生きているが、阿選麾下は信頼する主を失ったのだし、それは主を奪われるのとは違う意味で酷い。 「それでもなお仕方ないのだと説得してほしかったし、主公がそこまで言うなら仕方ないと納得したかった。そのうえで、同じく罪を背負って、せめてもの罪滅ぼしに国と民のために働きたかった。その全て-ただの一つも残さず、何もかもを阿選は踏み躙った。」 - 2026年9月22日
白銀の墟 玄の月 第二巻 十二国記小野不由美読み終わった再読十二国記のなかで最も読み進めにくい巻かもしれないな。登場人物が多いし動きもあるのに、目的はいっこうに果たせないまま。でも、この厚みがいいんだよな。戴を覆う暗雲、この閉塞感のなかで希望を失わずに歩もうとすることがいかに苦しいか。不屈を体感するために読み進めるのだ。 - 2026年9月21日
白銀の墟 玄の月 第一巻 十二国記小野不由美読み終わった再読改めて読んでも登場人物が多いな。先が気になるので読み急ぎがちだが、急ぎすぎるとこの人は誰だっけ?となる。 p.60あたりの英章が凄みがあっていいですね。 - 2026年9月20日
黄昏の岸 暁の天 十二国記小野不由美読み終わった再読私は白銀の〜が発売されるタイミングで全巻買って読んだので、黄昏の〜で足止めをされなかったのですが、たしかにこれリアルタイムで読んでた人にとっては新刊は切望じゃんと改めて思う。 登場人物の個性が見えるのがうれしい。解像度あがりますね。 延王の戴への対応からみえる王としてのスタンス。「俺は雁の王だぞ」と声を荒げるあたりがよかった。あと、500年ぶりに祖国を訪れる王の心情に思いを馳せてしまう。 驍宗麾下まわりの様子がみえるのもよかった。英章と正頼のコンビ良すぎるじゃんね。(p.182:該当箇所探すの戸惑ったのでめも) 花影の秋官まわりのエピには驍宗の傑物度合いをさらにあげててすごい。 苛烈なまでの強い光輝は濃密な影を生む。本人の預かり知らぬところで。 - 2026年9月18日
読み終わった再読十二国記のなかで1番好きかもしれない。もちろんいままでの作品がないとこの作品の良さは成立しないので、単独で語ってもって感じですが。 ・冬栄:決定的な喪失の前のあたたかな時間。無垢でいられた最後の時間。このころから決裂は広がっていても、それでもなお笑顔のすべてが裏切りと欺瞞ではなかったろう、と思ってしまう。肌寒いなかにも春めいた陽射し、ささやかな幸福、もどらないものと思うといっそう切なく美しい。 ・乗月:最も好き。崇敬した人を討つこと、それによって自分を厭わざるを得ないこと。月は、在りし日の太陽の眩しさの胸に留めながら、長い夜を耐え忍ぶ民を照らすのだろう。 ・書簡:ファンサかな?と思える短編にも現実の厳しさを盛り込んでこられるの、流石です笑 ・華胥:責難は成事にあらず。「立派な子です。本当に、なんて立派な」という台詞が胸を打つ。 ・帰山:これはあまりにもボーナストラック。ええ、もちろん好きですとも。 - 2026年9月18日
- 2026年9月17日
図南の翼 十二国記小野不由美読み終わった再読考え方に一本筋が通っていて、利発で強い信念がある。これは王の器だわ〜。初読時はそこまで珠晶に思い入れなかった気がするけど、再読のいまは風の万里〜で出てきた時から好き。 勝ち気で生意気に見えて、それは卑屈さとも自己憐憫とも縁遠い凜とした強さの表出なのだと思うと、12歳で登極した彼女がたどった困難な道に想いを馳せずにはいられないし、彼女だからこそそれを乗り換え安定した治世を導くんだという気がする。 こう考えると陽子と対照的に描かれているなと思うし、やっぱ十二国記ってすごいね。 - 2026年9月16日
丕緒の鳥 十二国記小野不由美シリーズ最初は王と麒麟の話が続き、風の万里〜で王ではないが王に近しかったり海客だったり特殊な立場のキャラクターが出現して深みが出て、さらにこの作品ではいままでよりはマジョリティな立場の民の目線で描かれる十二国の様子。 これまでの作品ではたとえ王でも1人の人間であるということ、個人としてどのように重積を担うかの信念に想いを馳せることが多かったけど、今回は王の在(不在)と選択により民の生活がどれほど容易く変化させられるかを通して、いかに王の存在が遠く大きいかを痛感する巻だった。 十二国記の世界では、王がいないだけで国が荒れていくという設定が苛烈でよくできてるな〜と思う。いかに悪政でも玉座にいるだけで、防がれることがあるってすごい世界だよ。みんな気負いすぎず長い治世をもたらしてくれという気持ちにもなるわ、これは。 - 2026年9月15日
風の万里 黎明の空(下) 十二国記小野不由美読み終わった再読登場人物の境遇に想いを馳せ思索的な気分になるパートが多かった上巻を経て、下巻はとにかく物語が動くのでスルスル読んでしまう。 みんな陽子を支えてくれな…という気持ちで読み終える。ラストシーンのパシッと締まる感じが、いつもながら素晴らしいなと思う。個人的には下記セリフが陽子という人柄と、景麒との主従関係のありようを表現していてすごく好き。 「私を信じない第一の者は、私なんだから。誰が疑わなくても私だけは、私の王たるべき資質を疑っている。猜疑が過ぎて道を失った王だってあっただろう。だから、たとえ世界中の誰もが私を疑っても、お前だけは私を信じていなければならない」 - 2026年9月15日
風の万里 黎明の空(上) 十二国記小野不由美,山田章博読み終わった再読自分を憐れみ、俗っぽく言えば悲劇のヒロイン症候群みたいになっ少女(?)たちの成長譚っぽく読める。自分はこうはなるまいぞと自分を戒められるからやっぱり物語っていいなと思う。別に普通の庶民だけど、祥瓊とかまさに自分の姿の一端を見るようで、背筋が伸びる。 あと、景麒の不器用さにオイオイと思いつつも、陽子との掛け合いをみているとよき主従だなと思う。陽子ほんとうに見違えるように強くなられた……… - 2026年9月11日
東の海神 西の滄海 十二国記小野不由美読み終わった再読血縁によってではなく、麒麟が王を選ぶ十二国記の世界だからこそ「民のいない王に何の意味がある。」という延王のことばがより一層力強く響く。血の尊さとか伝統とかがないからシンプルになっていて、本当に上手くできた世界観だなあと思う。 賢王であるのはもちろんなんだけれど、傑物という言葉の方が似合うね。住むなら雁がいいで〜す。 - 2026年9月8日
風の海 迷宮の岸 十二国記小野不由美読み終わった再読初読時シリーズを駆け抜けるように一気読みしているので、魔性の子と月の影 影の海以降の記憶は全然保持できてないのだということがよくわかった笑 謙虚を通り越していっそ卑屈ではと思うような振る舞いを見せる戴麒をみんな慈愛の目で見つめていて安心して読める巻。驍宗の苛烈な目を覗かせながらも戴麒への慈しみに溢れるところも、名君の趣をひしひしの感じる。 個人的には景麒が好きなので、この巻にもこんなに出てくるんやとホクホク。 - 2026年9月6日
月の影 影の海(下) 十二国記小野不由美読み終わった再読歳とってからの方がネズミ(愛称)の尊さというか稀少さに気づく。「人は愚かだ。苦しければ、なお、愚かになる。」って本文内にもあった通りで、楽俊の善良と誠実はしなやかでつよい知性によって支えられたものなんだなと思う。 そして、何より改めて読んでも麒麟の概念って美しすぎるね。孤高不恭っていいなと初読時の自分も思ったなと思い出してたら、文庫本の間からその一説がメモられた当時の購入レシートが出てきてにっこり。 - 2026年9月6日
月の影 影の海(上) 十二国記小野不由美読み終わった再読新刊が出るので再読!魔性の子はよくできてるけどつらいので、記憶があるからいいということで一旦こちらから…。 初読の時も思ったけど、初手の陽子の反応は別に愚かしくないというか、そんなもんやろうな〜という感じなので、ただひたすらがんばれ〜と応援するのみ。意外と薄いなという気持ちと、ネズミ(愛称)って上巻では出てこないんだなと思った。
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