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楡
@etemotust
  • 2026年8月17日
    スティル・ライフ
    前回読んだ時も今回もうまく文章のリズムに乗りきれずら、うつくしいということが頭ではわかるが実感できない、みたいな状態になった。この作品と私の相性があんまりよくないのかもしれない。スティル・ライフは山や川、雪の描写を通して、あくまで現代のこのせせこましさと断絶ではなく接続しながらも、近視眼的にならないものの見方の素敵さ?みたいなものを感じるような気がしつつ、なんだか入り込めず。ヤー・チャイカの方は恐龍の情景とカレーの匂いの描写だけを覚えていて、この作品だったのか、と思うなど。
  • 2026年8月14日
    夏帆
    夏帆
    作品全体が絵本のようなトーンで、村上春樹作品ってどれも読みやすいけれど、そのなかでも抜群に読みやすい作品だと感じた。個人的にはあまり刺さらずだったけど、小川哲/大森時生のpodcastでかなり短編の読み口に近いという話をされてて納得。確かにそうだし、私は村上春樹はもっぱら長編ばかりが好きなので、うまく楽しめていなんだろうな〜と思う。
  • 2026年8月3日
    死にがいを求めて生きているの
    螺旋プロジェクトの一環の作品であることをすっかり忘れて、というか内容もすっかり忘れていた。 ナンバーワンじゃなくてオンリーワンって言われても、それだけで自分を認めて生きていけるほど単純な話じゃないよっていうのは、本当に世代共通の感想なんだと思う。一方で、ひとりひとりがオンリーワンっていう思想にめちゃめちゃ助けられて健やかに育ったという自覚もあり、とても難儀。 海山伝説という設定を現代と絡めてうまく描かれているけど、そこだけファンタジー感が奇妙に浮いているような印象もあり、なんともいえない読み応え。
  • 2026年8月1日
    ファーストラヴ
    自分の体や心にある傷があとかたもなくきれいさっぱりなくなることはない。それが起こり得ること、というよりも必然であることを実感として理解したのは最近だと思う。 ストーリーは被告・環菜の心情を追うものでありながらも、その過程で主人公・由紀自身も、傷と向き合い埋めていく構成で、重たいテーマでありながらも読みやすいドラマチックさになっているなと思った。 暴力を受けた者が陥る混乱と、じわじわと迫ってくる絶望が、ありありと感じられて、ひろく読まれてほしいなと思った。 迦葉・由紀・我聞の関係性がせつなく非現実的でうつくしいのもよかった。 以下、印象に残った引用。 「正直、兄貴のことはアホだと思ってたから、俺びっくりしちゃってさ。 こいつには敵わないかもしれないってそのとき思ったんだよ。でも敵わないのが嬉しかったんだよな。変かもしれないけど」 「大事だったけど、恋愛ではなかった。それがどれだけ特別なことかを伝えようと思っても、きっともう由紀は受け入れないだろう。それを聞いて僕は、君らがどれほどお互いを理解し合っていたかを悟った」
  • 2026年7月31日
    ティファニーで朝食を
    ティファニーで朝食を
    初読のときふ〜んとしか思わなかった記憶だけど、めちゃめちゃよくて、昔のわたしは本当に本を読めなかったのではないか? 失われてしまって、かなしくて美しい。ラストシーンはもちろんだけど瞳の描写も細かくちぎられた手紙も鳥籠もスミレの花束も美しい。 表題作以外だと私は花盛りの家がすき。
  • 2026年7月29日
    夏物語
    夏物語
  • 2026年7月27日
    ヘヴン
    ヘヴン
    初読の時はそんなに印象に残らなかったのに、今回は作品のよさに気づけた気がする。 コジマと百瀬のそれぞれ弱さ/強さについて自論の、その堅さに挟まれて、それでもなお価値観(および世界)を人と共有したいと思う僕のやわらかさとやさしさを見た気がした。 そして、二ノ宮や百瀬の描写から、本編では語られないそれぞれの弱さがあるのでは?と感じられるのは、たぶん初読では気づかず再読してよかった。 二ノ宮は百瀬に深い思い入れがあるようにみえる(妹に対するものである可能性もあるけどトイレの描写があるしたぶん兄の方では?)し、百瀬は体育を見学とか病院にいるとか体が弱いのか?と思えるような描写がある。 百瀬の強さの持論は、自分が弱者の側に立つことを予定してない理論で、高校生のうすっぺらい自信に見えるようで実は、確実に自らの振る舞いで常に自分自身を強者側においてきた実績と自負に裏打ちされたものなのかも?と思うなど。
  • 2026年7月26日
    カラフル
    カラフル
    いま読み返すと中学生に薦めたい!と思うけど、たぶん実際中学生で初読の自分自身はふつうにおもしろいよね〜くらいの感覚だった気がすする。 主人公は感情を言葉にして外に出すのがうまいなと思ったし、ひろかの惑いも大変リアルで、中学生ってこんな感じだったかしらと何も思い出せない自分の脳に語りかけた。 長いホームステイって考え方素敵と思うし、本当にそう思って生きていけるかもなのは主人公がくじ引きに当選したからだし、人生は巡り合わせやね、と思ったけど、本当は若くして自死を選んだ魂すべてにチャンスが与えられていて、だけど大概の人は成功しないという夢のない世界の可能説もあるなと思った。いや、チャンスは平等なだけ夢があるのか?
  • 2026年7月26日
    消失グラデーション 樋口真由“消失”シリーズ (角川文庫)
    高校生ぶりに再読。あらゆる描写がつながってはいるのだが、つながりをだすために設定だったり登場人物だったりが力業な印象も受けるので、好き嫌いが分かれそう。
  • 2026年7月26日
    有頂天家族 二代目の帰朝
    三部作でいまだ三作目が出ていないことで読むかどうか迷いつつ、ついに読んだ。やっぱり森見登美彦作品では有頂天家族シリーズがいちばん好き。 本編は変わらず阿呆でハッピーだけど、ラストシーンがせつなくさみしい余韻に包まれているのもよかった。 弁天さんを巡る因縁がどうなるのやら気になるので、3作目を祈って待つ。
  • 2026年7月25日
    さあ、気ちがいになりなさい
    さあ、気ちがいになりなさい
  • 2026年7月25日
    アルジャーノンに花束を〔新版〕(ハヤカワ文庫NV)
  • 2026年7月25日
    蠅の王〔新訳版〕
    蠅の王〔新訳版〕
  • 2026年7月25日
    ハローサマー、グッドバイ
    ハローサマー、グッドバイ
  • 2026年7月25日
    一九八四年(新訳版)
    一九八四年(新訳版)
  • 2026年7月25日
    獄門島 金田一耕助ファイル 3
  • 2026年7月25日
    アンドロイドは電気羊の夢を見るか?
    アンドロイドは電気羊の夢を見るか?
  • 2026年7月25日
    リプリーをまねた少年
    リプリーをまねた少年
  • 2026年7月25日
    アメリカの友人
    アメリカの友人
  • 2026年7月25日
    贋作 (河出文庫 ハ 2-14)
    贋作 (河出文庫 ハ 2-14)
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