3件の記録
  • 夏至
    @pixied8
    2026年4月11日
    本の中で紹介されていて、気になったので青空文庫で。読者が小説から想像する下卑た作者宛に上から目線で手紙を書き送る。そのうち作品を通じて親しみを感じ始め、読者は作者に会いにいくことにする。相手に劣等感を感じさせぬよう身なりを崩して。 短編だけど、設定になんだかゾクゾクした。太宰なら実話ベースでありそう。男女逆転したマンスプレイニングもあるあるだが、男性なら相手のレベルに合わせて降りてきてあげようみたいな恥のかきかたはあまりしないイメージだな。 作者と小説のキャラクターの混同と自意識の肥大化。
  • 読書猫
    読書猫
    @bookcat
    2025年3月19日
    (本文抜粋) “小説家は悪魔だ! 噓つきだ! 貧乏でもないのに極貧の振りをしている。立派な顔をしている癖に、醜貌だなんて言って同情を集めている。うんと勉強している癖に、無学だなんて言ってとぼけている。奥様を愛している癖に、毎日、夫婦喧嘩だと吹聴している。くるしくもないのに、つらいような身振りをしてみせる。私は、だまされた。“ ”小説家なんて、つまらない。人の屑だわ。噓ばっかり書いている。ちっともロマンチックではないんだもの。普通の家庭に落ち附いて、そうして薄汚い身なりの、前歯の欠けた娘を、冷く軽蔑して見送りもせず、永遠に他人の顔をして澄ましていようというんだから、すさまじいや。あんなの、インチキというんじゃないかしら。“
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