政友会と民政党

3件の記録
かいわれ@iskaiware2025年10月22日読み終わった五・一五事件後に政党内閣が倒れたあとも、政友会・民政党ともに政界でかなりの存在感を示していたことに気付かされた。教科書では「犬養毅の暗殺で政党内閣が終了」で終わってしまうので。 いくつか面白いと感じた気づきをメモ代わりに 統制経済に関する悪法と国家総動員法と併せて十把一絡げな印象が残っている電力国家管理法も、社会民主主義的な色合いを強めつつあった民政党にとっては、賛成の余地があった 岡田内閣下で政友会が仕掛けた天皇機関説問題は、二大政党が手を組み政党内閣を取り戻そうとする政民提携論を破綻に追いやる役目も果たした。(民政党は比較的憲政擁護の姿勢が強い岡田内閣では与党的な立ち位置) 「革新」の意味は時々によって変わる →政友会革新派の革新は「自由主義、自由放恣主義を意味する現状維持思想」に対する「国家中心の統制体制への改革を意味する革新思想」

