東京都同情塔(新潮文庫)

4件の記録
阿雁燈@sk88p2026年5月29日読み終わったこの上なく言葉と言葉の持つ意味に敏感な人々の物語。「トーキョートー ドージョートー」という言葉の響きに感動し、犯罪者は「同情されるべき人々」と言い換えられ、外国人の記者が日本人のことを書けばレイシストと言われ、空虚な言葉をアウトプットするAI。その割に自分の発言がどのように捉えられるかは聞き手の自由に任せるという建築家の女性は発言は、言葉に敏感だからこそのものなのだと思った。



きゅう@cue_reading2026年5月13日読み終わったザハ・ハディドの新国立競技場が実現した世界で、「同情されるべき犯罪者」を収監する刑務所の設計をすることになる建築家の主人公。言葉と建築が不思議と重なり合って積み上げられていくような感覚がした。
