最後の証人 「佐方貞人」シリーズ (角川文庫)

最後の証人 「佐方貞人」シリーズ (角川文庫)
最後の証人 「佐方貞人」シリーズ (角川文庫)
柚月裕子
KADOKAWA
2018年6月15日
3件の記録
  • シンジ
    シンジ
    @shinji
    2025年10月11日
    柚月裕子 検事佐方貞人シリーズ 柚月裕子は『孤狼の血』『凶犬の眼』『暴虎の牙』の三部作から読み始めた。きっかけは役所広司主演の映画『孤狼の血』だった。広島を舞台にしたヤクザ映画だが、役所広司演じる大上刑事と、松坂桃李演じる若い日岡刑事のバディ映画でもある。この2人、映画『トレーニング・デイ』のデンゼル・ワシントンとイーサン・ホークを彷彿とさせる。どちらの映画も先輩刑事がとにかく悪い笑 若い刑事はそのやり方に納得できないながらも、いつの間にかそのやり方を学んでいく。 『孤狼の血』シリーズ、おもしろいです。 で、その作者である柚月裕子の別の作品も読んでみた。『最後の証人』『検事の本懐』『検事の死命』『検事の信義』の佐方貞人シリーズである。シリーズ化されるだけあって主人公が魅力的。若手検事の佐方貞人は、ヨレヨレのスーツにボサボサの髪で、見た目はさえないが、凄腕の検事である。佐方は様々な事件に検事として関わっていくが、その目は常に起こった事件だけではなく、それに関わる「人」を見つめている。その視点が鋭く、そしてやさしい。 『孤狼の血』シリーズは、一作目で大上刑事が消え、二作目からは日岡刑事の成長していく姿が描かれている。今のところこの三作品で終わりのようだ。 佐方貞人シリーズは、まだまだ続いてほしい。
  • Fig
    @ficuscarica-22
    2025年6月18日
  • mikitty
    @425123
    2025年3月22日
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