「悪魔のささやき」で書く短編小説

4件の記録
- 漆野凪@urushinonagi2025年9月25日読み終わった文法や起承転結、投稿の仕方といった小説を書く際のテクニックが具体的に解説されている。 ドリル形式になっていて、作中の問題を解くことによって実力がつくように設計されていた。私は読みものとして読んだが、それでもじゅうぶん面白かった。私はわかりやすい文章がいい文章だと考えている。この本の文章はとてもわかりやすくていい文章だった。 最近、小説を書くために文章についての本を手に取っては読んでいるのだが、この本の中にキャラクターをのっぺらぼうにしない、という項目があり、どきっとした。私は一人称で小説を書きがちで、一人称視点だと主人公の見た目がなかなか明示されない。だから私の書く主人公はのっぺらぼうになりがちなのだ。発見だった。それだけでも、この本を読んだ甲斐があったと思う。