ハリー・ポッターと賢者の石 <文庫新装版>(1-2)

ハリー・ポッターと賢者の石 <文庫新装版>(1-2)
ハリー・ポッターと賢者の石 <文庫新装版>(1-2)
J.K.ローリング
松岡佑子
静山社
2022年3月17日
2件の記録
  • しまりす
    しまりす
    @alice_soror
    2025年3月25日
    今時点での発見 ・ダーズリー夫妻からクリスマスプレゼント、五十ペンス硬貨 ・みぞの鏡、ハリーの両親だけでなく親族複数が写っていた ・蛙チョコのダンブルドアカードにニコラス・フラメルの記述あった ・ノルウェー・リッジバックのノーバートのくだりはかなり長かった、ロンの長兄チャーリーが密かに引き取りに協力してくれて、ハリーとハーマイオニーで塔の上からノーバートの移送に成功、その後チクりにきたマルフォイと共にマクゴナガル先生に見つかり懲罰を受ける ・禁じられた森の処罰にて、ユニコーン殺しの調査、二手に分かれるがトラブルあり一度組み分けをする ・ケンタウロスは3頭出てきて、それぞれロナン、ベイン、フィレンツェと名前があり、惑星の動きを読み占星術のようなことをする、本来人に馴れ合わず人を乗せるのは恥ずかしいことだが、フィレンツェは危険を察知し構わずハリーポッターを乗せる ・「悪魔の罠」の際、ハーマイオニーが「薪がないわ!」とパニックになる ・魔法使いのチェスの後、論理パズルがあって1人しか先に進めない、ハーマイオニーが見事に解く ・ハリーにハグリッドが両親のアルバムを渡したのは、ホグワーツを離れる時ではなく、医務室にいる時 みぞの鏡、心の一番奥底にある一番強い『のぞみ』を見せてくれるが、鏡が映すものが現実のものか、果たして可能なものなのか判断できず、みな鏡の前でへとへとになったり、鏡に映る姿に魅入られてしまったり、神経を病んだりした。 →自己啓発本を読んで全能感を得て、現実とのギャップに疲弊して病む人に似てる。 ダンブルドアには、もしかしたらグリンデルバルドと睦まじく過ごす自分が見えていたのかもしれない、それで妹と弟が側にいるとか。 「死とは長い一日の終わりに眠りにつくようなもの」「きちんと整理された心を持つ者にとっては、死は次の大いなる冒険にすぎない」「どういうわけか人間は、自らにとって最悪なものを欲しがるくせがある」p.228 「目に見える印ではない……それほどまでに深い愛を注いだということが、たとえ愛したその人がいなくなっても、永久に愛されたものを守る力になる」p.231 ダンブルドアのセリフ、、金言ばかり。。 魔法使いのチェスで自分を犠牲にして2人を進ませようとするロンの勇気に、1人で先に進もうとするハリーにハーマイオニーが心配し激励する友情に、ダンブルドアの語るヴォルデモートすら退かせたハリーを命をかけて守ろうとした母親の愛情に、昔読んだ当時この上なく感激した感情を思い出した。勇気・友情・愛情なんて、口にすると虚しく響いて陳腐なものだけれど、こういう物語の中で幼ながらに学んでいくものなのだと思う。大人になっても大いに心を動かせる。大人になったからこそ深い感動となるのではないかとも思う。 あとがきを読み、静山社の社長手ずから翻訳に取り組んだと知った。他よりも随分と力の入った作品なのは小学生でもわかった。この作品が日本に入ってきた時に学生時代を送れて私は幸運だった。まだ未熟で柔らかく移ろいやすい情操にかなり大きな影響を与えたと思う。
  • ぬぬぬ
    ぬぬぬ
    @nanagi724601
    2025年3月22日
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