透明なぼくらのレモンとキス
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てのりぐま@honzuki_kuma2026年9月26日読み終わった借りてきたふたりの男子高校生の視点での物語。 湊斗は通学電車で痴漢に遭い、凪は何とも思っていない女子の先輩に、他のメンバーたちがいる前でキスされてしまう。 どちらもれっきとした性被害で、2人とも傷ついているんだけれど、それを周りにどう伝えていいか、そもそも傷ついているとちゃんと声に出していいのか、というところから始まっている。 透明化されがちなのではと思われる男子の性被害について言及されているYA文学、こういうことがあるって知ってもらうきっかけのためにも大事だと思った。特に凪に関してはもう、周りから付き合っちゃいなよ、というプレッシャーをかけられており、これってほんとどう対処すればいいのか難しいだろうなと。 この先輩わかっててやってるだろっていうところがほんと嫌な感じだよーと思って読み進めてて、いい落とし所に落ち着いて安心した。 こういう題材をさらっと押し付けがましくなく描いている作者さん、流石だと思いました。
- 3710@minato_37102026年9月19日読み終わった借りてきた男子高校生の二人がとある悩みについて考え、行動していく話なのだがこれ普通に大人でも難しい事だよなぁ…と読みながらずっと考えていた。 普段の生活の中で人は絶対に何らかのバイアスの中でそれを当たり前の様に受け入れて生きていく事になる訳だがバイアスの向こう側に一歩踏み出す事ができる人間は年を経るにつれ少なくなっていくのかもしれない。 バイアスの外にある出来事に少しでも目を向けられるようにしたい。


💐🫧@Mofuri_082026年6月12日読み終わった“声を上げるだけじゃなくて、声を聞けるように。” ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 1章 電車──湊斗 2章 キス──凪 3章 脚本──湊斗 4章 花火──凪 5章 勇気──湊斗 6章 対話──凪 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 嫌。 それを言えたらどれほど良かっただろう。 電車で痴漢にあった男子高校生と 好きでもない女子の先輩にキスをされた男子高校生 大したことない? 気にすることない? 自分は男子だから? 自分がそう思ってしまったら。 声をあげること。 声を聞くこと。 何が大切なのか。 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 久々の神戸さん。読みやすかった。ここまで真正面からこれを書いてくれてうれしい。 女子だから。男子だから。というのが、まだまだある世の中だなと思った。本文中にもあるけど、これの被害者が女子だったら、主人公が女子だったら。周りからの反応や、自分の感情はたしかに変わっていたと思う。 声をあげることは大事だけれど、声をあげられない人はどうすればいいのか。 自分だけではどうしようもできないとき、まわりに相談できる人がいると、いいなと思った。 最後の方すごく北中の生徒会を思い出した。 “「『みんながみんな、すぐに声を上げられるわけじゃないんだよ』」 それはそう。 でも、声を上げないと始まらないのも事実。 その難しさを、どうやって乗り越えていけばいいんだろう。(中略) 「『全員にとっての正解なんてどこにもないんだよね』」 「『困っている人の力になれなきゃ、意味なんてなかった』」 「『自分も、誰もが声を上げられるように、そんな誰かの声を聞けるようにありたい』」 声を上げるだけじゃなくて、声を聞けるように。 こういうの、いいな。”







