デッドライン

5件の記録
- 高橋|往来堂書店@frog_goes_home2025年8月11日読み終わった千葉雅也氏の小説にはじめて触れる。抽象(フランス現代思想)と具体(ゲイカルチャー)、二つの世界を環状に往復しながら、じりじりと迫りくる崩壊に怯え抗う男の話。徳永先生のお人柄が素敵すぎる! 私小説かと思ったが本人いわく「私小説の脱構築」らしい。なるほど? 他の作品もいずれ読みます。
- Daidaigo@df21792025年5月8日読み終わった「僕の眼差しはカーブする。それどころかカーブしすぎて引き返し、眼差しは僕自身へ戻ってきてしまう。僕の眼差しは釣り針のようにカーブして男たちを捕らえ、そして僕自身へ戻ってくる。」 循環したり回帰したりする表現が多数見受けられるのは、主人公がそのようにして身の回りを見ているからか、見たいからだろうか。