かくれやど 旅籠屋つばき結び帖 (徳間文庫)

かくれやど 旅籠屋つばき結び帖 (徳間文庫)
かくれやど 旅籠屋つばき結び帖 (徳間文庫)
笹目いく子
徳間書店
2026年4月14日
2件の記録
  • 「何かを変えるのを、いつもどこかで恐れていた。変えられると思ったことさえなかった。けれど今は、風が吹いている気がする。」 父親の暴力に耐えて生きてきた明彦は笛売りをする青年である。会ったこともない叔父が死に、旅籠「椿屋」を引き継ぐことになったが、その場所には椿という若い女性がいた。旅籠で叔父の日記をみつけると、今と全く変わらない椿との日常が記されていた。見た目が変化しない彼女と、旅籠で出会う人々を通して、明彦は自分なりの生き方を探し始めるーー。 旅籠(はたご)は江戸時代の宿場町にある旅館のこと。椿が明彦に安らぎを与えながら、生きる意味をもたらしていく過程を見て、温かい気持ちになっていく感覚がある。旅籠には何かを抱えた人が泊まりにきて、波乱はあるが学びが多く得られる一貫性がある。椿は料理上手の設定で、食べ物の表現が鮮明で想像を掻き立てられる。
  • 戸田
    @hukkahuka
    1900年1月1日
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