悲しみよこんにちは (新潮文庫 サ 2-1)

悲しみよこんにちは (新潮文庫 サ 2-1)
悲しみよこんにちは (新潮文庫 サ 2-1)
フランソワーズ・サガン
新潮社
1955年6月25日
3件の記録
  • RIYO BOOKS
    RIYO BOOKS
    @riyo_books
    2022年2月19日
    考える自由、常識はずれなことを考える自由、少なく考えることの自由、自分の人生を選ぶ自由、自分自身を選ぶ自由。私は「自分自身で在る」と言うことはできない。なぜなら私はこねることのできる粘土でしかなかったが、鋳型を拒否する粘土だった。
  • U
    @usuikz
    1900年1月1日
  • まくら
    まくら
    @-pillow-
    1900年1月1日
    主人公にまったく感情輸入できなくて、少しイライラしながら読み終えた。でも、2、3日してからぽつぽつと分かるところが浮かんできたような作品。大人の多面性みたいなのを理解できない子供にとって、信頼していた大人の知らなかった未熟な部分を見るというのは裏切られた気持ちになるだろうし、大人を同じ弱みのある人間と捉えられない気持ちも分かる。一方で、大人の、子供の前では大人でいたいという気持ちも、子供に隠していた部分を無理やり暴かれてしまった悲しみも少し身に覚えがあるなと思った。
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