本屋になりたい: この島の本を売る

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チャトラビ@beekichi2025年10月20日読み終わった借りてきた「もしお金を払っていたら、こんなふうには思わなかったかもしれません。当然の仕事をしてもらっただけだと考えたはずです。誰かの力を堂々と借りるためにお金があるのだと、よくわかりました。お金で済ませなければ、ずっと感謝し続けたり、あるいは引け目に感じたりして、関係や気持ちがいつまでも途切れないことになります」 「ひとりで店を始めてから、人に助けられる場面が本当に増えました。まわりに迷惑をかけてはいけないと力んでいた私が人を頼れるようになったのは、むしろ進歩かもしれません。人と関わる方法が増えたということですから。お金なり仕事なりできちんと恩返ししていくのが、今の目標です」 那覇の市場で古本屋を続ける中で分かったこと、嬉しかったこと、悩ましいことや不思議な縁などがやさしい文章で綴られる。 高野文子さんの挿絵がまた素敵。











