新編 閑な老人
5件の記録
青蛙@rm7t-sit2026年8月22日読み終わった@ 自宅2026年読了39冊目。40代半ばに差しかかったころ精神的に少々つらい状態が続き、そのとき尾崎一雄の本にだいぶ救ってもらった。50代になったいま、幸運にも精神状態は良好になっている。そしてどのようなときに読んでも尾崎一雄の文章はいいものだと、久しぶりに読んで実感した。
ゆい奈@tu1_book2025年1月8日読み終わった@ 自宅ものすんごくよかった。とてつもなくよかった。妻、子たちはもちろんのこと、植物、天候、そして動物への眼差しの柔らかさ。やさしい。ずっとやさしくて、なんとなく怠けていて、無理難題なんかはするりするりとかわして、そして時折生きるうえでもっとも大切であろうことの核心をつく。美しいとおもうものを好きな人とみることができるということは人間にとっての最大の幸福のひとつだといってみたり、いつ死ぬかわからないからこそ生きているだけで面白いといってみたり。え〜〜〜〜〜なんて素敵なの、メモメモ、付箋付箋、という感じ。そして男尊女卑のようなものが蔓延っている時代に(偏見)こんなにも妻にたいして穏やかな心中を書く人がいるのか、という驚き。微笑ましく松枝さん(妻)をみていることが伝わってきて、読んでいるこちらまで大変心地よい。う〜〜〜〜すきです。尾崎一雄。初読みでこんなにグッと掴まれたのは魚雷氏が編んだものだからなのか、さてはて。もっと読みたいぞ、尾崎一雄。 「ただ、生きていること、生きていることの毎日は、何となく滑稽で面白い。つまらぬことも、撫で回しているとおもしろい。平凡な草でも木でも、よく見ているとおもしろい。水の流れ、雲の流れ、子供の顔、とりどりに面白い。だが、そんなこと面白がって書いたとて、他人に見せたとて、どうにもなるまいーーーそんな気持だ。」







