競売ナンバー49の叫び

競売ナンバー49の叫び
競売ナンバー49の叫び
トマス・ピンチョン
Thomas Pynchon
佐藤良明
新潮社
2011年7月1日
4件の記録
  • quaoli
    @quaoli
    2025年4月5日
  • お茶づけ
    @ochazukeoic
    2025年3月28日
  • ひとまず読み終わった、が、なんだこれ、面白すぎるだろ!! 相変わらず理解が追いついていないところは多数あれど、それでも込み上げる好奇心、不穏で愉快なパラノイア。ギャグの塊みたいなシーンでも、いや、ギャグだからこそ至って真面目な筆致で書き綴るのがピンチョンの信頼できるところ。そしてあれだけくちゃくちゃに撹拌したのにあんな大団円(?)を迎えるとはね。「出来事が示唆する意味のつながりによって成り立っているテクスト(p.233)」を読みほぐし、より深い混沌へ誘ってくれる巻末附録「49の手引き」をさらいながら、読書会の会場(友人宅)へ向かいます。いい金夜になりそうだ、明日も仕事だけど。
  • 読書会というかおしゃべり会があるんだった!ということを前夜に思い出し、途中で止まっていたこいつを急いで読み進める。いや、わからなくてもう一回振り出しから読んだ。ポストモダンたのしい。わからんという面白さの先にちょっとだけわかる瞬間があって、そのときの稲妻が走るような刺激がたまらない。そしてどうしようもなくくだらないスラップスティック。もう身を委ねるしか道は残されていない。
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