高橋源一郎 (現代詩手帖特集版)

2件の記録
yuri@lily06182026年10月23日読み終わった好きな人と好きな人がおしゃべりしてるぅ😍 しかもゴダールの『映画史』についても話してる〜! 「そのなかを通過することによって認識の組み換えが起こるもの」という「小説」の定義は、まさしく私が読書や映画や美術作品に求めているものであって、だから私は高橋源一郎が好きなんだよ〜!と再確認した。 壊したい、壊して欲しい、という暴力的な衝動がある。 アポトーシス、計画された細胞の死。 私が知覚しているもの、私の思考を壊したい。 見ている、と思っている世界を覆うベールが、ずるりと剥がれ落ちたときに暴かれる世界を目撃したい。 世界は多角的で流動的で、定型を持たない。実体のない蜃気楼のようなものなのかもしれないと思うことがある。一方人間の意識というのは秩序を好むようだ。だから世界を言葉で分断して征服し、物語を与えて意味を付加する。思考に形を与えることができる言葉というものの持つ性質なのかもしれない。でも本当に? 本当に言葉は秩序を好むのか。言葉から意味を解放した時、言葉は自由に蠢き出すのではないか。狂気の上の薄氷を踏むことになるのかもしれないが、その先の世界に興味がある。 破壊と再構築、分解と合成。この運動性のなかに身を投じ、自らの身体、精神、思考、感情、記憶、イメージを言葉によって解体し、その言葉さえも解体して、散り散りとなったその一片一片が互いを引きつけ合うダイナミクスに目を凝らし、そこに関係性が生まれていくのを見守りたい。 そういう欲望があって、だから私は本を読むことも映画を観ることもやめられないんだ。 I fucking love his attitude, because I fucking love this world.