鳥類のデザイン――骨格・筋肉が語る生態と進化

鳥類のデザイン――骨格・筋肉が語る生態と進化
鳥類のデザイン――骨格・筋肉が語る生態と進化
カトリーナ・ファン・グラウ
みすず書房
2021年7月26日
4件の記録
  • K.K.
    @honnranu
    2025年4月5日
  • ばるこに
    ばるこに
    @pokapoka
    2025年4月4日
    鳥の骨格や筋肉といった「外」の構造から、さまざまな鳥たちについて解説された本。全ての挿入されたイラストは著者により実際に見て描かれたもので、その姿は(生きている鳥なんて実際に見ていない解剖学者なんかに作られた標本より)生きているときそのままの自然なポーズで描かれている。骨格だけのセキセイインコが鏡を覗き込んでいるイラストが好き。 リンネの分類に従って、目ごとに章立てされている。そちらの方が形態としては近いため。鳥の外見は収斂進化によって遺伝子的に遠いものでも似たものになりがち。カニではないものが大体カニ型に収斂進化しているように。むしろ生物の系統は鳥の生活に直接的に影響しないところで見分けることができる。 鳥の形は哺乳類などのように多様な形は持っていない。空を飛ぶために最適化された体は、必然的にあのような形を取ることになる。しかし、その中でも鳥は多様で、その多様さは骨格や筋肉から読み取れるわけだ。
  • 表紙が素敵だなと思いました。
  • ばるこに
    ばるこに
    @pokapoka
    2025年3月29日
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