帝国の死角 第一部・天皇の密使 (中公文庫)

帝国の死角 第一部・天皇の密使 (中公文庫)
帝国の死角 第一部・天皇の密使 (中公文庫)
高木彬光
中央公論新社
2026年6月25日
4件の記録
  • み
    み
    @mi_omr
    2026年10月6日
    高木彬光のことは、学生時代に読んだ山田風太郎のエッセイで名前だけ知っていたが、著作を手に取るのは今回が初めて。この第一部は、第二次世界大戦中、皇室がスイス銀行に預けた秘密財産の管理を任されヨーロッパに滞在していた海軍少将・鈴木高徳の手記という形をとっている。スケールの大きな伝奇ロマンだけれど推理の要素はないかなあと思いながら読んでいたら、水島直樹という外務省一等書記官が殺され、これはいわゆる密室殺人ではないか? と日本とロシアの混血児という設定の山戸小太郎が語りはじめたあたりで、お? と思い、ナチスの面々がその地金を出しはじめてからはぐいぐいと物語に引き込まれた。プロローグで宣言されているように鈴木が拳銃自殺して第一部は終わり、スピンオフ短篇「日本人とユダヤ人」が巻末に付され、本篇の登場人物でもある満州国公使館の駐在武官・波切詮蔵大佐のその後が明らかにされる。第二部のオビに太田忠司が書いている惹句によると、続けて第二部を読むと「(前略)世界がガラガラと崩れる音(後略)」がするそうなので、それを楽しみに読み継ごうと思う。
  • mikiko1732
    mikiko1732
    @mikiko1732
    2026年9月12日
  • 中々の読み応えのある小説だった。 重大任務を任された鈴木が第二次世界大戦最中、任務を遂行できるのか…
  • あぶら
    あぶら
    @heytan135791
    2026年7月4日
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