新版 百珠百華
6件の記録
なかやま@asheepinthewell2026年2月12日読み終わった帯によると「難解といわれる葛原妙子の歌が塚本邦雄の選歌と鑑賞で深くよくわかる。」私には旧字が高い壁、でもいちいち意味を調べていたら挫折しそうなので意味や読み方がわからぬまま読み進めて、たぶん八割くらいしか理解してない。でも投げ出す気にはならなかったし、百歌のあとの解説なし百五十歌は、なんとなく、理解しやすくなった、気がする...
gato@wonderword2025年10月20日読み終わった読めば読むほど塚本さんに〈女〉を体験させてやりたかったねぇと思う。今ごろ転生してるかもしれないけど。たまにびっくりするほど塚本さんと自分で解釈が違っている歌があった。 存命(当時)の先輩に捧げる鑑賞文であるせいか、他の詩歌アンソロジーより少しキレが悪いというか、柔らかな印象だった。その代わり情の濃いところが前面にでてきていて、葛原への敬愛の深さが強く感じられる。それはそれとして「うるせーな!」と言いたくなる感じは健在。本書は特に語り口がオタクっぽく、「百合の紋無き紋帖」の鑑賞で「今すぐうちの家紋を百合にしたい!」と興奮しはじめたり、笑えるところもたくさん。「遺珠百五十撰」も含めて選歌も好きだった。


gato@wonderword2025年10月11日読んでるまえがきから流れるような俊成罵倒に笑かされたあと、葛原妙子への完全なる敗北宣言で「つ、塚本さんがこんなことを言うなんて」と動揺してしまった。鑑賞も敬愛に満ちている。
りなっこ@rinakko2025年9月5日読み終わった素晴らしかった。葛原妙子作品の、百首遊行という贅沢な一冊。“すべての短歌は広義の本歌を持っている” として、古今東西へと“広義の本歌”を探し求めて手繰り寄せてくる教養に圧倒される。鑑賞にことよせてどこまでも塚本邦雄の世界が広がっていく…という印象もありつつ、葛原の幻視の眺めを解いていく様は流石に見事だった。 葛原妙子と塚本邦雄という稀有な才能の出会い、そこに起きた閃光を少しだけ垣間見せてもらったような。(相変わらず女性観は引っかかるけれどw)




