文藝 2026年 8月号

文藝 2026年 8月号
文藝 2026年 8月号
文藝編集部
河出書房新社
2026年7月7日
4件の記録
  • 工業
    @isndutyr0
    2026年7月10日
    日比野コレコ『ALL IS HONEY TO ALL』 > 緑色の、飲んで噛むとマリファナに似てハイになり、しかもぐっすりと眠れる薬だった。片方を茱萸に渡して、断面をぶつけて水道水で乾杯して飲んだ。 > 「彼氏は、街の歩道橋とか、人混みを歩いているとき、絶対に自分がいちばん背が高いって確信できるんだって。ニメートルじゃ全然足りないほどで、波面のような人混みから、いちばん高い塔のように突き抜けなければならないって使命感に震えるんだって。」 おおん 男性性〜ん > わたしは人をそういう、蜜で甘い人形を作るような愛し方しかできないと思う。 > きっかけというのは、目合に似ている。不均衡などなく、必ず責任は半分ずつなのだ、目と目が合う瞬間には。 かっっっこよ エロいのにかっこいい エロをかっこよく書いている > もしも誰かの左手が生まれつき、私の脇腹の窪みにぴったりあてはまるのだとしたらわたしはそのひとを初めて運命のひとと呼ぶことができるだろう。 > 茱萸がわたしと一時的に唇を交換したいと思うことと、わたしが今後日々、菜の助骨の花ひらき方を追憶するようになることは、わたしにとってまったく等価の交換だった。 マジで美しい一文が多すぎる > すると、音楽が、フロアにゆっくりと、ちょうどこの店くらいの大きさの蜻蛉が留まるようにぴったり、降り立った。 > ぎゅっと、六が両腕でを強く縛る。すると茱萸の右手が首を絞めるようにぎゅっと緑色の茎を握り、に花が咲いた。きっと角度の問題で、後ろから別の花頭がひょいと覗いたというのに過ぎない、当然瞳の錯覚なのだが、わたしもあの花みたく、縛り咲かせてほしい、と思った。 > 夜闇の美味に口のなかの粘膜で触れた。息が白くなって、生きているということがばればれだった。自転車を盗むほどの容易さで、茱萸は乗ってきた自転車を見捨てた。ひとめも見やらなかったのをわたしが見ていた。 生きているということがばればれだった?!??!? > 故意でもそうでなかったとしても、じぶんのたましいにできるだけ近いもので相手を傷つけることは致し方ない。わたしはこわい。馬にそのこわさをうつすのは許されることだ。 > かれは生物、であるうえに、建築物でもある。 > わたしなら、立っている場所に不安がある。地殻に信頼がない。せっかくなにかを積み上げても、すぐダメになってしまうんじゃないかと思う。建築基準法が新しく変わってしまえば、旧基準法を守って建てた建築物だって不適格になる。だから六の体軀に焦がれて眺めてしまう。もっとも高い尖塔は、世界に対するもっとも深い言頼のあかしである。そうでなくても、海中トンネルや月へのエレベーターを建築するのは、この場所への覚悟の深さのあかしだと思うのだ。 建築やってるとこういう気持ちになるのかな。ついつい高く積み上げることの方に人間の飽くなき欲望とか地道な作業の汗臭さを想像しがちな気がする その場所への覚悟の深さか〜 > というのも、あなたの不安はすべて取り除いたんですよ」と白衣の男はわたしに目をやり、血液検査の結果の数値が書かれた紙を見せた。 > どうやら、わたしの病気について、大病を疑ってした検査ではのきなみ異常がなく、安心してよいと言いたいらしかった。 しかし、「不安はすべて取り除いた」、という医者の言い切りが心地よかった。 > 就職すべき場所を盗られたうえ戦争がはじまるとか、そういうこころに巣くった不安が手術で取り除かれたあとの世界に来たのかと聞こえるほどで、わたしは、素直に、ありがとうございます、と頷いた。 なんだこのくだり おもろ
  • Ryu
    Ryu
    @dododokado
    2026年7月7日
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