文藝 2026年秋季号 (2026年秋季号)

文藝 2026年秋季号 (2026年秋季号)
文藝 2026年秋季号 (2026年秋季号)
文藝編集部
河出書房新社
2026年7月7日
9件の記録
  • ALL IS HONEY TO ALL / 日比野コレコ 茱萸
  • 松永K三蔵さんの書評が本当良き
  • kiyu
    kiyu
    @soudensen
    2026年9月2日
    大前粟生「いつか、僕のしたことをきみに話せるだろうか」  すごかった
  • 古
    @hh_
    2026年9月1日
    「銀河鉄道には乗らない」 島本理生 (エッセイ) 「北米滞在記」 西加奈子 「◯」 金子薫 (創作) 「ALL IS HONEY TO ALL」 日比野コレコ (創作) 「◯」  準一卵性双生児が失踪してから10年、姉の樫尾心が保護され、弟の樫尾或人は硝子球に納められた亡骸の状態で発見された。そのニュースを見た人体から球を作る作品を手がける人形作家・宍戸眞一郎の話。 自身の創作と死体の類似性から自身の制作そして過去を追及していく姿が臨場感があった。主人公と殺人犯の接触に重きがおかれるのかと思いきや、夢の世界での或人と主人公の接触が話の後半を彩ることが意外だった。主人公の過去含め、架空の世界を感じさせる舞台設定だったから、いきなり夢の世界に飛んでくこの展開に納得感はあった。話の内容的にダークな感じだったけれど、日常の中の◯や胎児の描写、夢の世界の街づくりなど、話から離脱はしないがどこか読者側の心を落ち着かせる表現があったので思ったより読みやすかった。1冊の長編じゃないからしょうがないけれど、犯人の狙いとかは明かされていないから気になった。 「ALL IS HONEY TO ALL」 建築学生しゅづきと彼氏震馬、しゅづきの友だち(?)で男の子からよく好かれる茱萸、茱萸の「いまいちばん仲の良いひと」でスティルツを履いて1番身長を高くしている六、しゅづきを好きなひとタクがでてくる話。 よく見てるYouTuberさんが日比野コレコさんの作品をよく賞賛しているからずっと気になってた。読めてうれしい。 夢見心地で楽しかった。重々しい「◯」の後に載せられていたのもよかった。まず登場人物の名前がかわいい。しゅづきちゃんと茱萸ちゃん。それに比べると男の子は普通めな名前だから、作者には何かこだわりがあるのかな?登場人物同士の関係性が通常世界では見ない感じで新鮮だった。依存ではないけれど、自分の行動を相手が理解してくれるであろうという根拠のない信頼のもとで動いている感じ?初対面の人とはそれが成り立っていないのが、空想の世界の中のリアルっていう感じだった。 文章全体として心情描写ではなく、場面の状況に捻りがある感じだったため、疲労が少なく読めた。比喩が的確だったり、共感できるものだったりで刺さるものが多かった。
  • ふじつぼ
    ふじつぼ
    @famisaiko
    2026年8月6日
    石田夏穂「私を某国に連れてって」 労働と身体のテーマで毎回おもしろさの彼方に持っていく作家が今度は指の皮のささくれを剥くことにハマる主人公で一本書いていた。オチまでお見事だった。 日比野コレコ「ALL IS HONEY TO ALL」 他者の身体を見つめるまなざしと、自身の身体をつくりかえることの屈曲した叫びが痛々しくも新鮮に描かれていた。町屋良平読者は好きなのではないだろうか。 身体性をかたどった全く違った二本が楽しい号だった。
  • 工業
    工業
    @isndutyr0
    2026年7月10日
    日比野コレコ『ALL IS HONEY TO ALL』 > 緑色の、飲んで噛むとマリファナに似てハイになり、しかもぐっすりと眠れる薬だった。片方を茱萸に渡して、断面をぶつけて水道水で乾杯して飲んだ。 > 「彼氏は、街の歩道橋とか、人混みを歩いているとき、絶対に自分がいちばん背が高いって確信できるんだって。ニメートルじゃ全然足りないほどで、波面のような人混みから、いちばん高い塔のように突き抜けなければならないって使命感に震えるんだって。」 おおん 男性性〜ん > わたしは人をそういう、蜜で甘い人形を作るような愛し方しかできないと思う。 > きっかけというのは、目合に似ている。不均衡などなく、必ず責任は半分ずつなのだ、目と目が合う瞬間には。 かっっっこよ エロいのにかっこいい エロをかっこよく書いている > もしも誰かの左手が生まれつき、私の脇腹の窪みにぴったりあてはまるのだとしたらわたしはそのひとを初めて運命のひとと呼ぶことができるだろう。 > 茱萸がわたしと一時的に唇を交換したいと思うことと、わたしが今後日々、菜の助骨の花ひらき方を追憶するようになることは、わたしにとってまったく等価の交換だった。 マジで美しい一文が多すぎる > すると、音楽が、フロアにゆっくりと、ちょうどこの店くらいの大きさの蜻蛉が留まるようにぴったり、降り立った。 > ぎゅっと、六が両腕でを強く縛る。すると茱萸の右手が首を絞めるようにぎゅっと緑色の茎を握り、に花が咲いた。きっと角度の問題で、後ろから別の花頭がひょいと覗いたというのに過ぎない、当然瞳の錯覚なのだが、わたしもあの花みたく、縛り咲かせてほしい、と思った。 > 夜闇の美味に口のなかの粘膜で触れた。息が白くなって、生きているということがばればれだった。自転車を盗むほどの容易さで、茱萸は乗ってきた自転車を見捨てた。ひとめも見やらなかったのをわたしが見ていた。 生きているということがばればれだった?!??!? > 故意でもそうでなかったとしても、じぶんのたましいにできるだけ近いもので相手を傷つけることは致し方ない。わたしはこわい。馬にそのこわさをうつすのは許されることだ。 > かれは生物、であるうえに、建築物でもある。 > わたしなら、立っている場所に不安がある。地殻に信頼がない。せっかくなにかを積み上げても、すぐダメになってしまうんじゃないかと思う。建築基準法が新しく変わってしまえば、旧基準法を守って建てた建築物だって不適格になる。だから六の体軀に焦がれて眺めてしまう。もっとも高い尖塔は、世界に対するもっとも深い言頼のあかしである。そうでなくても、海中トンネルや月へのエレベーターを建築するのは、この場所への覚悟の深さのあかしだと思うのだ。 建築やってるとこういう気持ちになるのかな。ついつい高く積み上げることの方に人間の飽くなき欲望とか地道な作業の汗臭さを想像しがちな気がする その場所への覚悟の深さか〜 > というのも、あなたの不安はすべて取り除いたんですよ」と白衣の男はわたしに目をやり、血液検査の結果の数値が書かれた紙を見せた。 > どうやら、わたしの病気について、大病を疑ってした検査ではのきなみ異常がなく、安心してよいと言いたいらしかった。 しかし、「不安はすべて取り除いた」、という医者の言い切りが心地よかった。 > 就職すべき場所を盗られたうえ戦争がはじまるとか、そういうこころに巣くった不安が手術で取り除かれたあとの世界に来たのかと聞こえるほどで、わたしは、素直に、ありがとうございます、と頷いた。 なんだこのくだり おもろ
  • Ryu
    Ryu
    @dododokado
    2026年7月7日
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