生きる演技

19件の記録
- 茅野@mizuumis2025年5月5日読み終わった詰め込みすぎていて散らかった印象、私が若い男の身体性というものに興味が持てないからなのか… カメラを通した演技と演劇を一緒にするのも雑な感じがする 「そうした景色はかれら二人で見た。ひとりではなにも見えないが、ふたりでは多すぎた。二台のカメラ映像を重ねたみたいに、視界が重複したり溶けたり淡くなったりし、遠さと近さすら混ざりあった。ヘンな風景。かれらの身体の差異が、五感の重なりが、景色をそのように見せるのだったから、これではちかすぎるのではないか?見えすぎている、この風景がわれわれの最小単位だった。ときどき、生きているだけでは見えないように風景は見えるが、それはだれしもが持つ身体のポテンシャルにすぎない。」
- はぐらうり@hagurauri-books2024年6月5日読み終わったこれは何度か読まないとわからない、と思いつつまた読むのはいつのことになるか。 われわれ、というのはは幽霊か外部か民衆か周囲か、我々か。その他大勢、か。これだけ出てくるのに掴みどころがなかった。 なんとなく読者も教室のみんなも主人公だったような気がする。演技者としての。本音で生きている人なんて一握りだよね。みんな生きるために演じてるよね。