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はぐらうり
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@hagurauri-books
本にまつわる仕事をしています。 紙の本は主に透明書店、電子はhontoを使ってます。
  • 2025年7月11日
    乱歩と千畝
    乱歩と千畝
  • 2025年7月11日
    Nの逸脱
    Nの逸脱
    直木賞候補作。ミステリーであり、ホラーでもあり、最後はドタバタコメディー風でもある不思議な作品。かなり読みやすい。 これも隣人(とかその周辺)の話で、他の候補作と似た要素がある。Nというのは日常とか、いくつかの意味があるのかな。 世にも奇妙な〜、からおかしな力を抜いた、人間の奇妙な部分を集めたような感じ。
  • 2025年7月8日
    嘘と隣人
    嘘と隣人
    直木賞候補作。 『夜の道標』という作品の続編?スピンオフ?という立ち位置のよう。初めて読む作家さんなので、これから読むのが良かったのかどうか。 それぞれは短編仕立てだけれど話は繋がっているので読みやすい。警察を定年退職した男の話。ある意味警察小説ということで同じ候補作の『逃亡者〜』と近いが、こちらは退職しているというところが面白い。ちょっと前に退職した刑事の良い小説を読んだなと思い遡ったら、なんと柚月さんの『慈雨』だった。 イヤミスと聞いていたけれどそこまでではなくて安心した。そして装丁が良い。どこかで見たことのある場所、と思って調べたら西日暮里だった。 作中の技能実習生が幸せになることを願う。
  • 2025年7月7日
    ブレイクショットの軌跡
    奇跡の構成力。 直木賞候補作。結果的に今のところ全著作を読んでいることになるけれど、逢坂さんはとんでもない小説家になってしまった。要素が多すぎるはずなのにまとまっている。内容もむちゃくちゃ示唆に富む。 舞台が日本になってどう転んでいくのかと思っていたが、中央アフリカの章でこれまでのらしさも挟まれている。宮内悠介さんのように、なかなか日本人には描き切れないような世界を書ける人だと思っていたが、なんでも書けるのかこの人は。 著者の考え、かどうかはわからないけれど、登場人物たちが語ったり考えていたりする内容は自分と近く、また安心する。ラウドなマイノリティに負けず(という表現は良くない。受け入れ)、声をあげることが大事。彼らは声をあげることにしたんだから、続かないと。 受賞して、腰を据えて良作を産み続けてほしい。
  • 2025年7月1日
    踊りつかれて
    踊りつかれて
    誰かが死ななきゃわかんないの? 直木賞候補作。壮絶な過去を書かせたら右に出るものはいない塩田さん。かなり面白いけれど、あとは直木賞のテイストと合うかどうか。 誰かが死ななきゃわからないし、喉元過ぎればなんとやらで終わりがない。自分も各種SNSのそういう雰囲気が嫌で、Readsに逃げ込んだ。このところこれを題材にした小説も増えてきた。 相変わらず取材量が凄いんだろうな。とにかく事象がリアルに過ぎる。登場人物が多いもののそれぞれの人生がそこにあることがわかる。 大作を読ませていただきました。
  • 2025年6月24日
    踊れ、愛より痛いほうへ
    芥川賞候補。文藝で読了。 純文学だなあと思う。向坂さんの小説は、カテゴライズするのが難しい。いや、ふさわしいものがあるんだろうけれど、まだ言語化できない。幼い頃のちょっとした感覚を、ずっと覚えているような小説家。 自分の理解を超える出来事があると、「割れる」。人とは違う、そういった体験。自分の似たような経験だと、自分をかわいそうだと思うと左の薬指がジンジンする、というものがあった。30歳くらいでなくなった。 思春期とはまた違う、若さならではの体験が読めるのはこの著者だけのような気がする。面白かった。
  • 2025年6月23日
    文藝 2025年春季号
  • 2025年6月23日
    トラジェクトリー
    トラジェクトリー
    芥川賞候補。文學界にて読了。 単行本には短編も入っているようなので、それはまた。 さながら文学版「ロスト・イン・トランスレーション」。あの映画は好きではなかったが、この著者から見える日本は嫌いになれない。共感できるところが多々ある。日本人がみる、外国人からみた日本、を意図的に書いている可能性もあるけれど。 文体も落ち着いていて、読みやすく、違和感もない。母国語じゃないんだろうと思うので、これはすごい。 よく言われていた当事者性も十分にあり、この著者でないと書けない作品。英会話教室での出来事とか、ネイティブ同士の飲み会とか、目に浮かぶ。今回の候補作はまだ2作めだけれど、これは有力なのでは。
  • 2025年6月22日
    たえまない光の足し算
    芥川賞候補。これもまた居場所の物語。文學界で読了。 「へや」が居場所のことなんだと思った。自分は居場所の物語が好きなんだな。 風景などの擬人化が特徴的で多用されている。というか、すべてが比喩とか暗喩のよう。異世界のような世界観だが、細部がギリギリこの世界であることを保っている。トー横とか、歌舞伎町のイメージ。 主人公は居場所を見つけ、救われている。けれどいつまでもそうではない。受賞するかはわからないけれど、受賞インタビューを聞いてみたい。
  • 2025年6月18日
  • 2025年6月17日
    SLAM DUNK 新装再編版 20
  • 2025年6月17日
    SLAM DUNK 新装再編版 19
  • 2025年6月17日
    SLAM DUNK 新装再編版 18
  • 2025年6月17日
    SLAM DUNK 新装再編版 17
  • 2025年6月17日
    SLAM DUNK 新装再編版 16
  • 2025年6月17日
    SLAM DUNK 新装再編版 15
  • 2025年6月17日
    SLAM DUNK 新装再編版 14
  • 2025年6月17日
    SLAM DUNK 新装再編版 13
  • 2025年6月17日
    SLAM DUNK 新装再編版 12
  • 2025年6月17日
    SLAM DUNK 新装再編版 11
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