同志社大学講義録 『ねじまき鳥クロニクル』を読み解く

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- まちむら@MachiMura2025年9月12日読み終わった同志社大学での講義録。 ねじまき鳥クロニクルは2度読んでいる。村上春樹の長編の中でも、多様な解釈のできる本だと思う。 ストーリーを追うというより、資本主義における悪、ノモンハン事件とは何だったのか、といった関連テーマを通じて小説を深掘りしようという試み。 おそらく学生時代にこの講義を受けていれば、読後の感想は全く別物になっていた。当時は物語な構造を読み解けなかったからこそ、おもしろいと感じる部分があったのかも。