「意地悪」化する日本

「意地悪」化する日本
「意地悪」化する日本
内田樹
福島みずほ
岩波書店
2015年12月16日
1件の記録
  • noko
    noko
    @nokonoko
    2026年7月29日
    「国民主権」なら、国民が憲法の制定主体であり、統治の主体であるはずなのに、それを明言したくないので、主語を消してしまった。現行憲法の前文の主語ははっきり「日本国民は」です。「日本国民は、…ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する」とある。国民主権という「思想」があるということではなくて、憲法の制定の主語が国民であるという「事実」のことなんです。でも、自民党の改憲草案は「国民は」という主語を廃して、「日本国は…統治されるれという受動態に変えている。そして、誰が日本国を統治するのかはあきらかにされていない。困ったら受動態というのは伝統的な悪知恵なんです。 過剰で大げさなこけおどしの言葉ではなく、誠実な言葉を使わなければいけないんですよね(福島153) これは大瀧詠一さんの名言なのですが、「真に新しいものはつねに思いもかけないところから登場する」。音楽でもそうです。真に新しいものは、「ここから来たか!」というような意外なところから現れる。(182)
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