出会いの唯物論(1019)
4件の記録
ともろう@tomororz-03062026年8月14日買ったAmazonから届く。市田良彦による編訳。 巻頭所収の「出会いの唯物論の地下水脈」書き出しが美しい。 「雨が降っている。/願わくば、この書がまずは単純な雨についての書とならんことを。」 雨からの単純な連想で、福尾匠『非美学』からも美しいパッセージを引用。 「ジャン・ルイ・シェフェールは映画は夢にではなく映画館を出たあとの雨に似ていると言ったが、哲学は葬式で詠まれる弔辞にではなくそのひとりぼっちの帰り道の喧騒に、翌朝の静かな明るさに似るべきである。」(413頁)



