アフリカ 地図にない都市:まちを手づくりしながら生きる

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くにっち@kuni2026年9月14日読み終わった都市計画研究者が、アフリカのインフォーマル市街地(俗に言うスラム)に住んで「統治」「土地」「住宅」「インフラ」の視点から書いた本。 どの都市でも共通なのは以下の感じ。 統治:無秩序&放置のように見えて、必ず地域住民の暮らしの秩序を担う世話役的な人物がいる。国や行政による管理と放置の中間的な領域で調整役を担う。 土地:当初は豊富で共同体のなかで分けられて使用するものだったが、流入人口の増加で売買され所有するものに。法律より誰がそれを認めたかの社会的な承認が土地利用を安定を支えた。 住宅:銀行ローンが使えないので少しずつ建てて増改築するのが通常。生活の変化に併せて作り変えられるのも当たり前。 インフラ:十分な整備がないなかで水、トイレ、道路、橋、などが住民たちで支えられている。これらの提供・維持・負担・利用範囲の決定、が住民たちのなかでの役割分担や、対価を得る仕事としても機能している。 読んでみて、小川さやか・著『その日暮らしの人類学』や、エドワード・ファウラー・著『山谷ブルース』あたりが好きな人は気に入りそうだなと思いました。

- S.H.@S_H_2026年9月6日アフリカにある「地図にない都市」こと「インフォーマル市街地」を紹介している一冊。 「地図にない都市」のイメージとしては所謂スラムになるが、実際には国の成り立ちとの影響もあり、単なるスラムではないことなどか書かれている。 またそれらの「地図にない都市」に済む人々がセーフティネットがない環境下でいかに知恵を出し、日々生き抜いていこうとしているかが知れる良い本だった。


