家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった

家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった
家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった
岸田奈美
小学館
2020年9月23日
11件の記録
  • シーナ
    @hondaisuki
    2025年11月24日
  • yui
    @yuibooks
    2025年10月31日
    あったかい気持ちになれる本
  • ミハヨダ
    @mihayoda
    2025年10月29日
    岸本奈美さんは何となく知っていて 何となくXをフォローしていて 何となく借りてみた。 あとがきの、弟さんのエピソード一文にやられた。 気になる言葉 P14◽️人間の21番目の染色体が、正常では2本のところ、3本存在するとダウン症になるらしい。1本得しているはずなのに、人体とはまっこと不思議である。 P35◽️その漢字の順番通り、わたしはまず、心の調子が悪くなり、そのあとすぐに、体の調子も悪くなった P40◽️話したいことが、売れる前の五木ひろしの名前並にコロコロ変わる P62◽️死んでもいいよっていわれたら、生きたくなった P69◽️徳を積むという行為のおかげで、わたしたち親子はミャンマーで、何も不自由なく過ごすことができたけれど。それは、障害者が生きやすい社会とイコールではない。 P82◽️あまりにしつこいので「夢です」と答えたら「夢かあ」とうれしそうにいった P221◽️字が書けないのに、練習してこの本のノンブル文字(ページ番号)を書いてくれた弟 はじめての言葉 P63 托鉢僧たくはつそう◽️ 仏教の修行として、鉢を持って家々を巡り、食料や金銭などの施しを受ける僧侶 P189 邂逅かいこう◽️ 思いがけなく会うこと。
  • yui
    @yuibooks
    2025年10月6日
  • noko
    noko
    @nokonoko
    2025年8月29日
    「幡野さん、本当にがんで死ぬんですか?」 「うん、死ぬよ」… 「真冬にテラス席なんかにいて、大丈夫なんですか?」 「そりゃこんなところより、病院の減菌室にずっといたほうがいいよね。でも、そんなの、つまらん人生よ」… 「もしわたしががんになったら幡野さんと同じように思うかもしれませんが、家族ががんになったら『外なんか行かないで、病院にいて! 』っていうかもしれません」 「奈美ちゃんの気持ちはわかるけど、それって結局は自分が悲しみたくないからだよね?」 うっ。 「本人が悲しんでるかどうかは別でしょ?」 ううっ。図星だった。家族が病気になったとき、食べものも外出も、楽しいことを何もかも制限したとしても、少しでも長生きしてもらいたいと思う。でも、それを本人が望んでいるかどうかは、わからないのだ。 「これちょっと言いづらいんだけど、死ぬ方は多分楽なんだよね。しんどいのは残された方だよ」
  • 2025.5.5読了。 岸田奈美さんの文章は元々好きで書籍も読もうと思いながら時間が経ってしまっていて、やっと読みました。 色眼鏡をかけずに相手と接して、すごいと思ったことは素直に認められること、文章から岸田さんの人柄がよく出てるなと思います。 良太さんの書かれたページ番号用の数字もひとつひとつに丁寧に取り組む方なんだと思わせる書き方でした。 私いつも文字を書き殴ってるので(きれいに書こうよりも脳みその中の考えを早く文字として記録したいが勝つので基本字が荒れてます…)、丁寧に書かれた文字や数字を見ると毎回すごいなと思ってます。 岸田奈美さん自身も芯のあるしなやかな人で、それはご本人の気質もあると思うのですが、ご両親や弟の良太さん、お祖母様などご家族との関係から育まれたところも大きいのだろうなと読んでいて思いました。 家族だから愛さなくちゃいけないと思われがちですが、私は家族でも愛せないことはあると思っているので、愛したのが家族だったというのはとても幸せなことだし、愛するためにお互い歩み寄ったり、理解するために努力したりしたからこそ愛せるんだろうなと思っています。 他の書籍も読むのが楽しみです。
  • 忙しすぎて限界!となった時にケガをして、ポッカリあいた時間にいまこそ、と手に取った。 落ち込む気分のなか、「何があっても大丈夫(にしたい)」と思えた
  • myk.sk
    @reads-440410
    2025年3月5日
    図書館で借りて一気読みの本。
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