美女と野獣[オリジナル版]

美女と野獣[オリジナル版]
美女と野獣[オリジナル版]
ガブリエル=シュザンヌ・ド・ヴィルヌーヴ
藤原真実
白水社
2016年12月11日
2件の記録
  • うゆ
    うゆ
    @otameshi_830
    2026年10月19日
    ヴィルヌーヴ夫人によるオリジナル版『美女と野獣』。18世紀に書かれたものですがとても現代的であることにまず驚きました。夢の中で美しい王子に恋をしつつ野獣(ベット)の心優しさに感謝し二人(本当は同一人物)の間で揺れるとか…。しかもベルとベットの話のあとにベットの語りでの身の上話、その次に守護妖精の語るベルの出生の秘密の話が続く。正直冗長なところも多く、特に最後の妖精の話は設定資料をそのまま読まされているような味気なさなので苦痛になってしまいラスト10頁くらいは飛ばし読みしてしまった…ごめん。オリジナル版でありながら今ではほとんど読まれなくなってしまったのは…まあ…納得かも。 とはいえベルと野獣の話のあたりは教訓めいて説教臭さはあるものの大人のための小説として愉しめるし読んで損はないと思います。 面白いなと思ったのはベルの無聊を慰めてくれるのが今で言うならVR体験型の衛星中継みたいなものだったこと。おとぎ話なら魔法の窓や魔法の扉など「魔法」で片付けられてしまうところ、この小説では最先端の光学技術の傑作であると!鏡の反射を幾重にも利用しているというからまさに衛星中継?おもろ〜 それとベットを育てた妖精(ベルを助けた妖精とは別人…別妖精)が次第にベットに恋心を抱き結婚しようと企むのだがその経緯でベットが育ての母(妖精)に性的なことをされていたような描写がある。生々しい。現代小説のような生々しさ(描写は別に生々しくはないけど)。 いろいろと興味深い点が多く、最後の妖精の話以外はまた改めて再読したいなと思いました。 ちなみに大元である(らしい)グリム童話の『夏の庭と冬の庭の話』も読んでみました。こちらはあっさりと終わるおとぎ話でけだものがなにやら可愛らしかったです♪
  • ririyeye
    ririyeye
    @ririyeye
    2026年8月29日
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