100分間で楽しむ名作小説 宇宙のみなしご

8件の記録
- あい@ai20182025年9月23日読み終わった帯文に惹かれて購入し、1時間くらいで読了の2冊目。「たいていの行動に意味はない」「すべてに理由を求める大人」「みんな一人だけど、だからこそときどき手をつなぎあえる友達が必要」などなど、その通り!だったりそうだよねと共感したりの一冊。寄り添ってくれる、寄り添える友人をこれからも大切にしよう。
- あずき(小豆書房)@azukishobo2025年4月10日読み終わったこれは、寂しさの話だと思った。寂しさと、寂しさのなかでたまたま出逢い、手をつなぐ人たちの物語。 青春だ。屋根にのぼるのは、いわば、通過儀礼なのかもしれない。吉本ばななさんの『満月 キッチン2』にも、屋根にのぼる場面がある。 この間マラソンを観たからか、七瀬さんが選ぶのが陸上部というところに妙に納得した。 すみれちゃんとさおりさんの存在がよかった。 救いの小説。いい読後感。 (読んだのは2010年刊行の文庫版)