戦略人事のビジョン

戦略人事のビジョン
戦略人事のビジョン
八木洋介
金井寿宏
光文社
2012年5月1日
2件の記録
  • 『戦略人事のビジョン』の読書メモ (著:八木洋介さん、金井壽宏さん) 📌今求められる人事本来の役割とは 今求められるのは過去を見る「継続性のマネジメント」ではなく、現在を見る「戦略性のマネジメント」。10年以上前の書籍ですが、人事としてのスタンスを考えさせる刺激的な1冊でした。 ✅人事のプロとして求められる資質 ①情熱があること ②ビジネスを知ること ③人の理解を深めること ④人の心を揺り動かせること ⑤日常からの努力と学習を欠かさないこと 🔥「勝ち」を実現する人事の役割 ・アンバサダー(大使) ・トランスレーター(通訳) ・ストーリーテラー(語り手) ・エンライター(啓蒙者) 📝読書メモ ・「継続性のマネジメント」に縛られた人事部門では、人事担当者はいつしか考えることを忘れてしまう。 ・霧を晴らす手伝いをする、熱く語って火付け役になる、社員のやる気を高めるために人事の仕事はある。 ・人事としてのリーダーシップは、権限ではなく見識をもち、正しいことを正しいと主張すること。 ・企業が成長するための戦略を真摯に語りかけ、目指す方向に向かって人を巻き込むことが「人事の力」である。 ・営業部門が商品を売って経営に貢献するように、人事部門は個人や組織が最高のパフォーマンスを出せる状態を作り出すことで経営に貢献する。 ・社員の誰が聞いても「そうだよな」と腑に落ちる内容でなければ、戦略とは言えない。 ・考えないでする仕事は「作業」であり、最高のパフォーマンスを出すために余暇や考える時間を大切にする。 ・自分のストーリーを語ることは、自分をもっとよく知り、原動力となるコアストーリーを理解し、自分らしさやアイデンティティを確認していく道筋である。 ・リーダーはリーダーにしか育てられず、人事としてリーダーを育てようとするならば人事の私たちがまずリーダーでなければならない。 ・リーダーシップは上から下への影響力のことだと考えられがちだが、上向に影響力を行使することが求められる。 ・人々を元気にするのが人事の仕事だと真から信じることができれば、企業もきっと元気になっていく。
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