オーケストラ解体新書

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- 0kcal@0kcal2025年4月23日読み終わった日本を代表するプロオケの1つである、読売日本交響楽団に焦点をあてて、様々な角度からオーケストラについてを解説した1冊 読み始めはこの本の主題が分からず、いきなり具体的な話ばかりでかなり読みづらかった 途中から、オーケストラそのものではなく、オーケストラをオーケストラたらしめる部品についての仕様書という像がみえてきて、そこからはとても楽しめた 例えばオーケストラの楽団員の日常、オーケストラを支える事務局員、読響をベースにした今昔比較など、まさしくオーケストラの解体新書と言える内容だったと思う また、各章の間にオーケストラに関わる様々な職業の人からのインタビューが挟まれていて、情報としてだけでなく、人の感情からオーケストラというものを覗き見ることが出来たように思う