カザアナ
7件の記録
あんどれ@andreader2026年7月20日読み終わった観光立国を目指し日本的ではないものを排除し、監視を続ける近未来が舞台 前半はその世界で暮らす家族の日常の中に不思議な力を持つ3人の造園業者がやってきて、小さな事件を解決するような感じなのだけど、後半は彼らが国家レベルの大きな問題に直面するという展開。 平安時代から現代までの大きな時間の流れで架空の世界を作り上げて、さらにその世界の特殊な用語を説明的にならずに自然に理解できるように導入する世界観の構築力がめちゃくちゃ巧い作品でした。 あと、2019年の刊行なのだけど、2026年の世界を風刺しているのではないかと思うくらいものすごく現代的なテーマが描かれていて心配になっちゃうくらいストレートな社会風刺になっていて、森さんの社会を見る目の鋭さを感じました。 ものすごく社会的なディストピア小説でありながら、魅力的なキャラクターたちが織りなす明るいノリの作品なのも良い。ちょっと伊坂幸太郎っぽい。

rs_specialsauce@rs_specialsauce2026年3月5日読み終わった「カザアナ」というのは、平安時代から伝わる「怪しき力」と呼ばれた不思議な力を持つ人々のこと。 ですがこの物語でパワフルなのは、「カザアナ」よりも、運命に翻弄されずにたくましく生きる普通の人達でした。 この人物描写がとっても魅力的で、伝えたいメッセージでもあるのかなと思いました。 実は途中までは、時代を超えたストーリーが頭の中でつながらず脱落しかけていました。 しかしそこは森絵都さんを信頼し、やっぱり面白くなり、途中途中で前の節を読み返しながらも、楽しく読破しましたよ
Kiki@frostberryreads2025年7月26日読み終わった週末読書として、古本屋さんで手に入れた一冊。 日常と不思議なことが交差していく世界がとても面白いです。 読了 2026/03/14


