カオールの酒壷: 歴史へのひとり旅

2件の記録
- よろこびイサンディ@yorocobi_isandy2025年4月28日読み終わった東大教授による、主に70年代におけるフランスでのひとり旅の紀行文が前半部。後半部の比較文明的な文章でも、新たな発見があった。80年代初頭であっても、低成長、技術革新が乏しいことの言及があり、現在の高みから見れば、驚かざるを得なかった。加えて、ジェンダー的に無遠慮な記載が多く、隔世の感もあった。時代背景が大きく異なることに目をつぶれば、いい読書だった。
- よろこびイサンディ@yorocobi_isandy2025年4月26日読んでる東大教授による40年ほど前の著作。相撲の行司のような名前のこの人も、おそらく歴史学者なのかもしれない。往時のパリをひとり旅した際の紀行文である。隔世の書物ではあるが、読みにくいということがない。4月末までには読み終えたい。