よろこびイサンディ "カオールの酒壷: 歴史へのひ..." 2025年4月28日

カオールの酒壷: 歴史へのひとり旅
東大教授による、主に70年代におけるフランスでのひとり旅の紀行文が前半部。後半部の比較文明的な文章でも、新たな発見があった。80年代初頭であっても、低成長、技術革新が乏しいことの言及があり、現在の高みから見れば、驚かざるを得なかった。加えて、ジェンダー的に無遠慮な記載が多く、隔世の感もあった。時代背景が大きく異なることに目をつぶれば、いい読書だった。
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