サクリファイス
22件の記録
おこめ@okomebook2026年2月23日読み終わった面白くて一気読み! テンポよく進むけれど物足りなさを感じることもなく、後半からハラハラしながら没頭🚴♀️ 数年乗ってないけど趣味で買ったロードバイクがあるので、ペダルを漕ぎ出すときや走行中の描写は共感もできて久しぶりに走りたくなった! レースとなるとどれだけ過酷なのかわかっているつもりでも、読みながら奥歯を噛み締めていたり… ラストの展開とタイトル回収、そして最終章の余韻。 近藤史恵さんの作品はいくつか読んでいるけれど、本当に読みやすくて大好きな作家さんのひとり! なるべく早く続編も読みたいと思います📚


さや@saya_shoten2026年2月11日買ったかつて読んだnoteの感想をこちらにも。 この本は、神戸市の岡本駅から歩いてすぐのところにある「ダイハン書房」という本屋さんで見つけた。見つけた時、私は懐かしさと驚きを同時に感じた。同じ名前のピアノ曲(※)を知っていたからだ。その曲は映画「ピアノ・レッスン」に使われた曲で、兄が10代の時に家でよく弾いていて、真似して私もよく弾いた、思い出の曲だ。 あらすじは、本書の解説から引用する。(以下、あらすじ) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 主人公の白石誓(しらいし ちかう)は、もと陸上選手。オリンピック代表を期待されるほどのランナーだったが、勝つための走りに疲れ、引退。たまたま知ったサイクルロードレースの、「自分が勝つために走るのではない」アシストというシステムに惹かれ、自転車競技に転向する。ところが、彼と同じチームのベテランエース・石尾には、過去に自分の地位を脅かす若手を事故にみせかけてケガをさせ、再起不能にしたという黒い噂があった。それを承知で次期エースの座を虎視眈々と狙う新人レーサーの伊庭(いば)。アシストの役割に満足しているのに、その実力からエース候補だと思われてしまう白石。そしてついに、再び「事故」が起きてーーーー。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 私が読み進める内に一番共感したのは、本音を言えば言う程、異星人を見るような目で見られる、白石の「真意の伝わらなさ」だ。 家族でも友人でも、仲が深まると本音を語り合う機会が増える。そこで、「完全に分かり合う」事などできないことは百も承知だが、ついつい本音がこぼれる事がある。私の場合、大体の反応は奇異なものを見る目か、「偽善者ぶるな」「嘘をつくな」という、怒りである事が多かった。それは、私の伝え方の問題もあるだろうが、そもそも、「どんな時にどんな事を感じるのか」、人によって千差万別なので、「分かりたい」と想像する気持ちをお互いが持っていなければ、分かり合えないのは当然である、と色々な経験を経て気付いた。 主人公の白石は、本書の前半でこんな本音をチームメイトの伊庭(いば)に吐露している。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「わからないんだ」 「なにが」 「ゴールに一番に飛び込む意味が」 勝つことの喜びだとか、誇りだとかそういうものが。自分の足で走っている時もそうだった。ただ走ることは好きだったけれど、ゴールは少しも輝いて見えなかった。必死にゴールへ飛び込む他の選手は、きっとぼくと違うものを見ているのだと思った。ぼくにはそれは見えない。どんなに目をこらしても。一着でゴールを切っても、感じるのは困惑だとか、居心地の悪さだけだった。なにひとつ、そこには自分にふさわしいものはなかった。ただ、走るだけ走って、あとは放っておいてくれれば、どんなにいいだろうかと思ったほどだった。「たぶんちょっとどこかネジが外れてるんだと思っている」ぼくは笑いながらそう言った。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 物語の後半にかけて、白石の心境がどう変わっていくのか、ぜひ読んでみて確かめてほしい。 そして、分かり辛いけれど、苦しかったり楽しかったりする白石の心の有り様は、最初に紹介したピアノ曲と重なる。 同じ音を奏でている様で、同じ音など一つもなく、もの哀しく聞こえるかもしれないが、悲しいだけでもないのだ。 さて、あなたは、この本を読んで誰に共感するだろうか? ・チームのエースの石尾 ・エースを女房役として支える赤城 ・チームの監督 ・次期エースを狙う伊庭 ・白石の元恋人の香乃(かの) ・香乃の新しい恋人の、車椅子ラグビー選手の袴田 あるいは、ここでは紹介していない、他の誰かだろうか? いつか会える日が来た時には、気が向いたら教えてほしい。


4@JnTwAxiEtn1a62026年2月6日読み終わった弱虫ペダル大好きなのでレース知識はもう進研ゼミ状態だった。 ロードレース×青春×サスペンスという煽りが好みドンピシャで衝動で買い読み始めたけど文体も心地よく楽しかった。 前知識ですでに厳しいレースの世界だということ、わかっていた気になっていたが、気になっていただけだな…と改めて、切なる気持ちに。レース描写で選手たちがさまざまな思惑や駆け引きをするのもハラハラで面白かったし、最後を読んだら読み返したくてウズウズしてる。

汐見@siomi2509272025年11月9日読み終わったロードレースが題材。プロのスポーツものであり、青春、ミステリー要素もある。 読みやすくてほぼ一気読み。後半の展開は衝撃的だった。喪失感。最後まで読み終えたら再読したくなる。 レースの描写は程よく臨場感があった。主人公の割り切りの良い性格はちょっと人間離れしてる気もするけど、好感が持てる。 タイトルの『サクリファイス』。犠牲、生贄。どうしてそこまでと思うほどの身の捧げ方を、そこに至るまでの人となりの描写でギリギリ納得させてくるのが上手いなあと思った。 シリーズ化されていることを失念していた。続きも読みたい。読みたい本がまた増えた……。


藤@fuji1232025年9月11日まだ読んでるネタバレあり2週目〜 初めて読んだ時はずっと石尾さんに薄ら怖さを感じていたけれど、2週目はそれが消えた分、チカや伊庭に目をかけているのが分かる。 いい先輩だなぁ、と思うと同時にその最期を考えると苦しくなるな。。。もっと石尾さんとチカが走っているのを読みたかったなー シリーズ全作品を図書館で予約したので、今週末の三連休は祭りを開催する🚵♀️🚵🚵♂️
藤@fuji1232025年9月10日読み終わった借りてきたさくっと読めてめちゃめちゃおもしろい! 冒頭の場面がいつ来るのか、怯えながら読んだ。 伊庭が可愛いやつで大変よろしい。 チカが感じていた恐怖はある意味当然のものだったんじゃないかな、と真相を知って思った。 「そんなことのために」が本当にそうだと思ったし、覚悟ガン決まりすぎてこえーよと思いました。

ちてた@titeta1900年1月1日読み終わった面白くて一気読み。サスペンスとスポーツの熱い話のバランスが調度良い。ロードレースのことは全く知らなかったが、ストーリーの中で自然に分かりやすく説明されており理解出来たし、興味も持てた!













