のみ歩きノート
9件の記録
ON READING@onreading2026年5月7日読み終わった@ ON READING書籍挿画や雑誌挿絵、広告など、多岐にわたり活躍する画家であり、名随筆家でもある牧野伊三夫による「のむ」を味わうためのエッセイ集。 午後三時を過ぎ、少し日差しが弱まってくると、気持ちがそわそわしてきて落ち着かない。 どんなに個展の搬入日がせまっていようと、頭の中は夜の晩酌のことでいっぱいになる…。 本書はもともと、マガジンハウスの『POPEYE』で連載されていたもの。牧野さんの「明るい飲み方」が好きだった編集部は、酒ののみ方や酒場での所作を若き読者に向けて伝えたい、というのが当初の狙いだったのだそう。 東京のもつ焼き屋で、八戸の酒場で、博多のおでん屋で、銀座のバーで、列車のなかで、家で、マダガスカルで。 店構えから、つまみやお酒、店主や常連客のやりとりが、軽妙洒脱に綴られていて、読んでいるとまるでその喧騒のなかに自分もいるかのよう。 普段はもう、お酒を飲めないことを残念に思うことは減りましたが、牧野さんの文章を読んでいるときばかりは、心の底からうらやましい!と思います。 明日のことはおいといて、目の前の一杯にすべてをささげて。ああ私もこんなふうに、気持ちよく、お酒が飲みたい!!






