詩を書く

1件の記録
- ぽんたろう@reads_jun1522025年11月9日読み終わった谷川俊太郎さんは国民的な詩人で、多くの人にとって最も身近な詩人であるといえるだろう。詩人は職業ではないという著者が、何故書くのか、言葉とどう向き合っているのかについて仔細に綴っている。 「日常の言葉はタダなのに特別な言葉は取引の対象になる。」 私たちは毎日のように話し、書き、言葉を使うけれど、文章を創造することは滅多にない。けれど、自分自身を失いたくないのなら、言葉は他人から借りるものではなく、自分で探し、掘り当てるものだと著者は言う。 「書く」ことについて考えさせられる一冊だった。とても消化しきれないので、時間をおいてまた読んでみたいと思う。
