青春放浪

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青春放浪
檀一雄
小学館
2022年12月8日
1件の記録
  • メタメタにおもしろかった…。 「火宅の人」は途中で断念してしまったけれど、 こっちはスラスラワクワク読めました。 私が昔の小説を好んで読むのは、 今の感覚と違いすぎるから…。 遊び方、女性の選び方、生き方、何もかも、 「いや、絶対自分やったらこんな選択せーへんな、、」の連続。 それが刺激的で、 もっともっと欲しくなる。 序盤のトキワ荘的な雰囲気から、 戦争を挟み、満州・ロシア編に至るまで、 その豪快な生き様と筆致に魅せられました。 大学の庭の鯉を盗むくだりが、 当時の迷惑系YouTuber的なノリがして楽しかった。 しかし、私小説と随筆の線引きって 難しいなぁと思う。 どっちも好き。
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