
こえさん
@vivacushion
2025年5月3日

青春放浪
檀一雄
買った
読み終わった
メタメタにおもしろかった…。
「火宅の人」は途中で断念してしまったけれど、
こっちはスラスラワクワク読めました。
私が昔の小説を好んで読むのは、
今の感覚と違いすぎるから…。
遊び方、女性の選び方、生き方、何もかも、
「いや、絶対自分やったらこんな選択せーへんな、、」の連続。
それが刺激的で、
もっともっと欲しくなる。
序盤のトキワ荘的な雰囲気から、
戦争を挟み、満州・ロシア編に至るまで、
その豪快な生き様と筆致に魅せられました。
大学の庭の鯉を盗むくだりが、
当時の迷惑系YouTuber的なノリがして楽しかった。
しかし、私小説と随筆の線引きって
難しいなぁと思う。
どっちも好き。



