カリオストロ伯爵夫人 (創元推理文庫 107-8 アルセーヌ・リュパン・シリーズ)

カリオストロ伯爵夫人 (創元推理文庫 107-8 アルセーヌ・リュパン・シリーズ)
カリオストロ伯爵夫人 (創元推理文庫 107-8 アルセーヌ・リュパン・シリーズ)
モーリス・ルブラン
東京創元社
1973年1月26日
1件の記録
  • ぎい
    ぎい
    @untermrad_0702
    2026年10月28日
    読書週間2026 「静かだけど、冒険中。」 冒険もので思い浮かんだ1冊。 リュパン・シリーズの中のこの作品は、 劇団スタジオライフで舞台化されて知って、舞台にも原作にもどハマりした。 「怪盗紳士」となる前の、若きアルセーヌ・リュパンことラウール・ダンドレジーの最初の冒険。 この作品は、とある財宝の行方を追って、何人もの登場人物が駆け引き、争いを繰り広げていくのがおもしろいのですが。 それ以上に、若きラウールが激烈な恋に堕ち、それ故に憎むことになる因縁の女性、 「カリオストロ伯爵夫人」を名乗る謎の美女、ジョゼフィーヌ・バルサモとのバチバチの関係がよい! クラリスという恋人がありながら、 ジョゼフィーヌに惹きつけられ、危険な冒険に身を投げ出すラウール。 「まともな人間」になろうとする心と、 悪の道に惹かれる心のせめぎ合いがスリリング。 またジョゼフィーヌも、自身の目的のため冷酷にラウールを利用し、拒絶しながらも、 その情熱に引き込まれていってしまうのが、ドラマチックな悲劇になり……。 愛し合いながらも、最後の一線、お互いに踏み越えられないものがある。 そんな二人の愛憎でつながった関係性に、ずっとハラハラさせられる。 人生で恋愛以上に危険な冒険はない……。 この二人の因縁が、時を経て決着を見せる『カリオストロの復讐』もおすすめ。
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