

ぎい
@untermrad_0702
書を捨てよ
町へ出よう
そして、本屋さんで本を買おう
本は紙派です
好きな本の表紙を見ると、
手当たり次第にいいね押してます
よろしくお願いします
- 2026年11月3日
もの食う人びと辺見庸おすすめノンフィクションかつて読んだ読書週間2026静かだけど、冒険中。食読書週間に便乗シリーズ。 こちらはノンフィクション。 世界中の食と、それを食べる人たちについて。 著者の辺見庸氏が、 日本での飽食生活を離れ、世界の食事状に直に触れたい、と思い立ったことがまずすごいな、と。 そして、スラム街、紛争地域、過酷な労働の現場、刑務所……と、 言葉通り身一つで乗り込んでいって、 食だけでなく、そこに生きている人々の生活、思考を体験した上で、 一つひとつの文章を書き上げているのが本来にすごい。 どんな場所ででも人は食べる。 どんな物でも食べる。 人は生きている限り生き続けなければならないし、 そのためには食べなければならないから。 食と生は直結している。 意思が生へと向かわなくても、 体が生を望む限り、食は体に求められる。 悲しみの底にあっても、絶望していても、苦痛が去ることがなくても。 人は食べる、生きるために。 自分は食べ物にこだわりがない方だと思っている。 けどそれは、自分が食に不自由したことがないための驕りだろうか。 死にたくない、死ぬのは怖いと思うけれど、 じゃあ自分は、チェルノブイリの森のキノコや、バングラデシュの残飯を食べるだろうか。 食って、命がけの冒険なんだ。 - 2026年11月2日
パリのすてきなおじさん広岡裕児,金井真紀気になる - 2026年11月2日
失われた世界―チャレンジャー教授シリーズコナン・ドイルおすすめコナン・ドイルかつて読んだSF古本小説読書週間2026静かだけど、冒険中。読書週間に乗っかって、おすすめ冒険ものを挙げていくシリーズ、 勝手に継続中。 シャーロック・ホームズで有名なコナン・ドイルの、もうひとつの代表作。 手元にあるのは、古本屋さんで見つけた文庫本。 ISBNコードのない時代の本です。 初版が56年前で、定価が160円……物価の差に時代を感じて震える……。 作品が書かれたのは110年前。 だけど、SFとして、冒険小説として、 全然古くさい感じがしなくて、今でもおもしろく読める作品。 インディ・ジョーンズとかハムナプトラとか、未知の土地に踏み込んでいって、 そこに住む未知の生物だったり住民だったりと、戦ったり共闘したりという冒険ファンタジーの王道が、 100年前には出来上がっていたのだなぁ。 奇抜な外見と性格のチャレンジャー教授が、最初から最後までトンデモなキャラクターでブレないのがよい。 そんな教授や、冷たい恋人、スポーツマンな冒険紳士に振り回される役回りの、 本来常識人ポジションでチームの押さえ役になるはずのマローンもよい。 チームのハチャメチャぶりに毒されて無茶なことし出すマローンとか、 教授二人が大人げなくバチバチに火花散らしてばっかいるのとか、 それが危機を経て何となく和解しちゃってるのとか。 いつの間にかチームとしてまとまっているチャレンジャーズすてきだな。
- 2026年11月1日
すべての美しい馬コーマック・マッカーシー,黒原敏行おすすめかつて読んだ小説読書週間2026静かだけど、冒険中。馬本読書週間便乗シリーズ継続中。 コーマック・マッカーシーの〈国境三部作〉の1作目。 表紙の、馬のたてがみを映した白黒写真が美しい。 愛馬レッドボウに寄りそうジョン・グレイディの視点かな。 16歳の少年が、親友と愛馬を供としてメキシコを目指す、青春ロードムービーのような小説。 映画化もしているそうなので観てみたい。 牧場と馬が人手に渡ることに反抗し、 自分の理想とする土地を求めて旅に出る冒険心ある少年がぶち当たる、過酷な現実の数々が辛い。 青春小説の枠からはじけ飛ぶ苛烈さ。 前半の、時代錯誤な馬上の旅程からは想像できない暴力的な出来事、少年には辛すぎないか……? そんな仕打ちに遭いながらも、 折れることもすれることもないジョン・グレイディの心根が、 痛々しくもあり、潔くもあり。 彼自身が、まるで調教できない孤高の野生馬のようで。 作中で言われる、 「君ははみ出し者だな」と、 「君は少し自分に厳しすぎる」という台詞は、 ジョン・グレイディに対して同じことを評しているんだなぁ……。 自分に正直で理想を曲げることができない、故に時代や周囲の変化に逆行するように行動してしまう、 真っ直ぐであるがために逸脱していってしまう、不器用な真面目さ。 自由を求めて崖から身を投げるマスタングのような生き様に引き込まれる。 - 2026年10月31日
ハロウィーン・パーティー (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)アガサ・クリスティー気になる - 2026年10月31日
ハロウィーンがやってきた (ベスト版 文学のおくりもの)レイ・ブラッドベリ,Ray Bradbury,伊藤典夫おすすめハロウィンブラッドベリ読み終わった再読済読書週間2026静かだけど、冒険中。読書週間に乗っかっておすすめを挙げていくシリーズ継続中。 今日はハロウィンなので! ハロウィンといえばブラッドベリのこれ! ハロウィン当日に、仲よしグループのヒーロー・ピプキンを救うため、 少年たちが時間を遡り、国々を巡って大冒険を繰り広げていくファンタジー。 手元にあるのは、 荒井良二イラストが表紙のベスト版。 王道少年冒険ものらしく、 にぎやかに愉快に、 でもちょっと仄暗い怖さがページの端からにじみ出てくる感じがブラッドベリ。 少年たちを助け導くマウンドシュラウド氏がかっこよい。 お茶目でおとぼけたところもあって。 少年たちと同じ目線で世界を見てくれている大人で。 すてきな謎の紳士だなぁ。 メキシコの伝統的なハロウィンを、いつか直に見てみたい。
- 2026年10月30日
おすすめかつて読んだ写真集読書週間2026静かだけど、冒険中。馬本読書週間に乗っかって、おすすめ本を投稿していくシリーズ。 北海道にあるユルリ島。 人の立ち入りが禁止された無人島の歴史と、そこに暮らす野生馬たちを取材、記録した写真集。 写真の中の島の風景、そこに佇む馬たちの姿が美しい。 まるでファンタジー映画のワンシーンから取り出されてきたかのような彼らが、 実際、遠い北の海に浮かぶ島を今駆けているのだと思うと、 写真からその息づかいや体温が伝わってくるような気がする。 一度でいいから、ユルリ島を冒険して、 彼らの姿を自分の目で見てみたいと思う。 でも、同時に、 この馬たちの世界は踏み入ることのできない幻の島として、 自分の中に取っておきたい気持ちもする。 - 2026年10月30日
- 2026年10月29日
おすすめかつて読んだ児童書猫本読書週間2026静かだけど、冒険中。読書週間2026 「静かだけど、冒険中。」 子供の頃に出会って以来大好きな、黒猫ルドルフが主人公のシリーズ。 2016年に映画化されたときのルドルフが、キュルンキュルンでかわいい。 ルドルフとイッパイアッテナの、歳の離れた友人同士、 兄弟のような、師弟のようなやり取りがステキで好き。 ルドルフに野良ネコの生き方、教養について教えるイッパイアッテナの、 ぶっきらぼうでいて情の深い態度がかっこいいのです。 江戸っ子だねぇ、粋だねぇ。 で、そんなイッパイアッテナに食らいついて、 日々の生き方を学び、文字の読み書きを学び、友情を学んで成長していくルドルフがまたステキ! はじめはちっちゃくて小生意気な飼いネコだったのが、 どんどんたくましくなっていく姿にドキドキ、ワクワク。 続く『ルドルフともだちひとりだち』で、 自分が飼いネコなのか野良ネコなのかということに悩み、リエちゃんの元へ帰ることを決意するルドルフの冒険がドラマチック。 いざ懐かしい我が家に帰ってみると、 別のネコがすでにいて……その切ない現実にまた一回り成長したルドルフがかっこよい! たくさんがんばって1年半ぶりに帰り着いた家には、別の子ネコがいて……。 ショックで悲しくて、でもぐっとこらえて、 怒りも悲しみも相手に見せずに去るルドルフの背中は男だな、と……。 そして、帰ってきたルドルフを、また変わらず迎えてくれるイッパイアッテナたちのあったかさに泣ける。 自分が大人になってから読み直すと、 成長していくルドルフの姿が、頼もしいような、少しさみしいような……。 「いろいろ思うところがある」 いい台詞だ。 ちなみに、自分は子供の頃、 この作品で岐阜を覚えました。 - 2026年10月28日
おすすめかつて読んだ読書週間2026静かだけど、冒険中。読書週間2026 「静かだけど、冒険中。」 冒険もので思い浮かんだ1冊。 リュパン・シリーズの中のこの作品は、 劇団スタジオライフで舞台化されて知って、舞台にも原作にもどハマりした。 「怪盗紳士」となる前の、若きアルセーヌ・リュパンことラウール・ダンドレジーの最初の冒険。 この作品は、とある財宝の行方を追って、何人もの登場人物が駆け引き、争いを繰り広げていくのがおもしろいのですが。 それ以上に、若きラウールが激烈な恋に堕ち、それ故に憎むことになる因縁の女性、 「カリオストロ伯爵夫人」を名乗る謎の美女、ジョゼフィーヌ・バルサモとのバチバチの関係がよい! クラリスという恋人がありながら、 ジョゼフィーヌに惹きつけられ、危険な冒険に身を投げ出すラウール。 「まともな人間」になろうとする心と、 悪の道に惹かれる心のせめぎ合いがスリリング。 またジョゼフィーヌも、自身の目的のため冷酷にラウールを利用し、拒絶しながらも、 その情熱に引き込まれていってしまうのが、ドラマチックな悲劇になり……。 愛し合いながらも、最後の一線、お互いに踏み越えられないものがある。 そんな二人の愛憎でつながった関係性に、ずっとハラハラさせられる。 人生で恋愛以上に危険な冒険はない……。 この二人の因縁が、時を経て決着を見せる『カリオストロの復讐』もおすすめ。 - 2026年10月27日
おすすめかつて読んだ海賊読書週間2026静かだけど、冒険中。今日から11月9日まで読書週間。 今年の標語は、 「静かだけど、冒険中。」だそうな。 「冒険」といえば海賊! 自分のお気に入りの海賊といえば、 このモア船長です。 ラジオドラマでこの作品を知り、 原作も読んで大好きになったのが学生時代のこと。 原作本は今でも手元に置いています。 堅気の船乗りであったモアが、陰謀によって転落人生、 拾われた船が任務に失敗し、海賊へと転身する波乱万丈の物語。 モアが船乗りとしての経験、知識と、その公平な人柄で荒くれ者たちをまとめ上げ、 海での戦いを乗り越えていく冒険譚は読んでいて痛快。 登場人物がみんな個性的で、いい男である。 ワケありの色男・男爵(バロン)がかっこよい! 日本刀に魅入られた寡黙な鍛冶屋・プラトンも好き! 史実の入り交じる物語、簡潔な語り口の文章、そこで繰り広げられる海の男たちの戦いが熱い。 異国の美女とのほのかな恋物語も、 秘密結社の陰謀がうごめく展開もスリリングで本当におもしろい。 - 2026年10月27日
リミナルスペースALT236,佐野ゆか気になる - 2026年10月26日
旅して学ぶ台湾劉彦甫,山崎直也,洪郁如,胎中千鶴,赤松美和子気になる - 2026年10月25日
幽冥の岸 十二国記小野不由美読み終わった十二国記小野不由美新潮文庫短編集読んだー! 登場する人物すべてが、 血の通った意思ある人間として、 細やかに熱を込めて描かれているのが、 本当にすばらしいなぁ、と。 どんな些細な場面でも、目立たない登場人物でも。 名もなき人なんていないんだ、この作品には。 表題作がとてもよい。 『白銀の墟 玄の月』を読み終わった直後は、 人としての罪、麒麟としての罪を背負った泰麒の苦しみは、 誰とも分かち合えない孤独な重荷になるのでは、と心配だったのだけど。 同郷の価値観でその苦しみを理解する陽子、 同族として寄り添ってくれる景麒と延麒、 守り支えてくれようとする李斎たち。 そして、互いに唯一の存在である王。 罪と苦悩があっても孤独ではない。 彼らは先に進んでいく、というのが見える描かれ方で、 ああ、本当によかったな、と……。 それはそれとして。 景麒、おまえほんとそういうとこやぞ!? 主上を寝かしつけてた話初耳なんですがもっとくわしく! - 2026年10月24日
- 2026年10月24日
根をもつこと 上シモーヌ・ヴェイユ,冨原眞弓気になる読みたい - 2026年9月7日
ブラックベリー・ワインジョアン・ハリス,Joanne Harris,松尾たいこ,那波かおり気になる読みたい『ショコラ』を読み直していたら、こちらも読みたくなってきた。 『ショコラ』と同じくランスクネの村を舞台とした続編だそうな。 タイトルの通りワインがたくさん出てくるとのこと。 絶対読みながら飲みたくなっちゃうやつだー! - 2026年9月1日
二人がここにいる不思議 (新潮文庫)レイ・ブラッドベリ気になる - 2026年8月25日
名セリフ!鴻上尚史気になる - 2026年8月25日
ヘッセ井手賁夫ヘッセ気になる図書館流し読み図書館で気になる章だけざっと読んだのだけど、ヘッセの生涯、遍歴と作品の変化が、わかりやすくまとめられていて、知らなかったこと、改めて知れたことがたくさんありおもしろかった! 夫人に宛てた最期の詩がとてもすてきで、涙が出てしまった……。 ちゃんと時間作って、きちんと読もう!
読み込み中...
![台湾セクシュアル・マイノリティ文学[1]長篇小説――邱妙津『ある鰐の手記』](https://d2vswqi5nxcpat.cloudfront.net/book-covers/7dcd2a93-e339-7ab1-bec5-395e802bd6ef.png)
