
ぎい
@untermrad_0702
2026年10月28日

かつて読んだ
おすすめ
読書週間2026
静かだけど、冒険中。
読書週間2026
「静かだけど、冒険中。」
冒険もので思い浮かんだ1冊。
リュパン・シリーズの中のこの作品は、
劇団スタジオライフで舞台化されて知って、舞台にも原作にもどハマりした。
「怪盗紳士」となる前の、若きアルセーヌ・リュパンことラウール・ダンドレジーの最初の冒険。
この作品は、とある財宝の行方を追って、何人もの登場人物が駆け引き、争いを繰り広げていくのがおもしろいのですが。
それ以上に、若きラウールが激烈な恋に堕ち、それ故に憎むことになる因縁の女性、
「カリオストロ伯爵夫人」を名乗る謎の美女、ジョゼフィーヌ・バルサモとのバチバチの関係がよい!
クラリスという恋人がありながら、
ジョゼフィーヌに惹きつけられ、危険な冒険に身を投げ出すラウール。
「まともな人間」になろうとする心と、
悪の道に惹かれる心のせめぎ合いがスリリング。
またジョゼフィーヌも、自身の目的のため冷酷にラウールを利用し、拒絶しながらも、
その情熱に引き込まれていってしまうのが、ドラマチックな悲劇になり……。
愛し合いながらも、最後の一線、お互いに踏み越えられないものがある。
そんな二人の愛憎でつながった関係性に、ずっとハラハラさせられる。
人生で恋愛以上に危険な冒険はない……。
この二人の因縁が、時を経て決着を見せる『カリオストロの復讐』もおすすめ。