王とサーカス

王とサーカス
王とサーカス
米澤穂信
東京創元社
2015年7月29日
5件の記録
  • 吉良
    吉良
    @juny4235
    2025年11月15日
  • 睡眠
    @suimin
    2025年8月11日
  • しゅく
    しゅく
    @ct2011
    2025年5月6日
  • 橘海月
    橘海月
    @amaretto319
    2019年2月8日
    息をつかせぬ展開に引き込まれる物語。おすすめ。 新聞記者からフリーとなった万智は、ネパール旅行中に王族殺害事件に遭遇する。記者はなぜ書くのか、なぜ書かないのか、そしてなんのために書くのか。劇中ある人物が万智に放つ言葉が痛烈だ。 「自分に降りかかることのない惨劇は、この上もなく刺激的な娯楽だ」 私達は物語を読む時、無意識のうちに登場人物を知りたいと思っている。万智を八津田をシュクマルをサガルを、彼らを深く知りたいと。だがそれは本心か、本当は見たいところだけ見ようとしていないか。知りたくないことを知る勇気はあるか。本当に? 『王とサーカス』は作者にそう問われている気がした。 物語はミステリだが、謎解きだけではない魅力に満ちている。ネパールの首都のカトマンズの街並み。すぐそこにある王宮と薄汚い路地裏、そこで生きる子供たち。あたかも自身が旅行者となったかのように、熱気も湿度も手触りも味も、描写の何もかもが素晴らしい。
読書のSNS&記録アプリ
hero-image
詳しく見る
©fuzkue 2025, All rights reserved