瓶詰の地獄
29件の記録
糸吉@Itokichi2026年5月17日読み終わったちまちま読み進めやっと読了。 短編集だから1つ読み終わるたびに本を閉じてしまったので、量に対して時間がかかってしまった。 夢野久作全部面白い。 全体に漂う薄気味悪さ、後味の悪さ、その中で気が狂うほど強烈に輝く美しさのバランスが本当にツボだった。 一番美しいと思ったのは「死後の恋」。 あとは「瓶詰の地獄」「鉄鎚」が特に好みだった。 やはりドグラ・マグラ読んでみたい。 本屋で探してみよう。

糸吉@Itokichi2026年5月17日まだ読んでる考察「一足お先に」の考察をメモ📝 ※読み返してないので内容は超ガバな上にこうやって結論づけりゃいいというものでもない気がするがとりあえず残しておく ---以下考察------------------------------- 「一足お先に」を読んで、私は主人公が実際に歌原夫人を殺したのではないかと考えた。 作中で現実として示される情報――歌原夫人が胸を刺されて死んでいたこと、宝石が胸元に散乱していたこと、看護婦がクロロホルムで眠らされていたこと、副院長が一晩不在だったこと――に加え、主人公自身もクロロホルムを盗み、看護婦を眠らせ、夫人の衣服を切り、宝石を手に取った記憶を持っている。 (また、主人公は歌原夫人に対して、どこか恋慕にも似た感情を抱いていたのではないかと思う。) しかし、肝心の「刺した記憶」だけが欠落している。夢の中で副院長は主人公を犯人として追い詰めるが、そこで示される証拠は現実ではまだ確認されていない。さらに実際には、副院長は一晩不在であった。となれば、“警察の連中に欠けている医学上の知識”を持つ者がおらず、証拠は見つからないまま、事件は主人公に疑いが向けられることなく、歌原夫人に恨みを持つ別人の犯行として処理され、迷宮入りしていくのではないかと感じた。 そして作中で語られる「片足を切断された軍人」の話は伏線だと考えている。欲しいものを盗み、記憶を失い、最後には恋人を殺して自殺する――このエピソードは主人公の未来を暗示する伏線のように感じられた。主人公もまた、宝石を盗み、恋をした歌原夫人を殺し、その後は罪の意識によって精神を壊していく。そして物語では明言されないものの、主人公もまた軍人と同じ結末へ向かっていくのではないかと思う。
糸吉@Itokichi2026年5月14日まだ読んでる夢野久作、素晴らしすぎる。 “愛”の表現方法が多彩。 特に「死後の恋」のあのシーンは忘れられない。 グロ×美の究極のバランス。 個人的には「桜の樹の下には」に匹敵するくらい好き。 これ読み終わったらドグラ・マグラ挑戦しちゃおっかな!
- ことみ@5to3chain2025年10月11日読み終わった自分だったら、どうしただろうかって想像が、上手く思い浮かべられない話だった。だってわたしには信仰深い兄もいないし、仲の良い妹のいる兄でもない。それに、物心着く前からその兄妹2人きり南の海の無人島で何年も過ごす、というのを実感を持って想像するのはなかなか困難だった。 ただ、二人しかいない島はきっと、たとえ食うにも寝るにも困らないにしてもきっと苦しいと思った。普段理性によって独立した感情や思考が、3大欲求で形を変える時って、自分の思った通りの自分で居られない苦しさがある。腹の底の倫理観を捨てられずにいるなら尚更。それに瓶詰は全部未開封だった。それなら、2人が最後に見た船は。


月下の医師@rinrin-11022025年9月22日かつて読んだ★★★★☆七編を収録。いずれも秀作揃い。 【瓶詰の地獄】遭難した兄弟からの瓶詰の手紙。 【人の顔】風景や模様が人の顔に見える子ども。 【死後の恋】ロシアの浮浪者が語る不思議な物語。 【支那米の袋】袋に入れられ外国に拉致されようとするロシア人美少女。 【鉄鎚】本当の悪魔は誰か? 【一足お先に】肉腫で右足を切断した人の不思議体験。 【冗談に殺す】ヤバい人に触れて、ヤバい自分が目覚める。


ゆい奈@tu1_book2025年5月6日読み終わった『冗談に殺す』でくらってしまい、もう……しばらくは……夢野久作……やめておこう……となりました。甥っ子につげると、あ〜あれはな〜と笑っておったので、また彼が遊びにくるときに『少女地獄』を読もうかしらんとこりずにおもう叔母。甥っ子は『レ・ミゼラブル』を3日前から読みはじめたらしく、「3日も読みつづけてんのに200ページもいかんねん……」と嘆いていた。近頃、歌謡曲にハマっているらしい。きみはおもしろいねぇ。 P.115「ーーーホントウの悪魔とは、自分を悪魔と思っていない人間を指して言うのであるーーー自分では、夢にも気づかないまんまに、他人の幸福や生命をあらゆる残忍な方法で否定しながら、平気の平左で、白昼の大道を闊歩して行くものが、ホントウのあくまでなければならぬーーー。」(鉄鎚より)










ゆい奈@tu1_book2025年5月4日読み始めた甥っ子のおすすめ。『瓶詰の地獄』『人の顔』『死後の恋』まで読了。幻想的ではあるけど、リアリティもかなりあって、だからこそぐいぐい引き込まれていく感じ。瓶詰と死後の恋はかなり引きずる。人の顔はチエ子の特殊能力がインパクトあるけど、大人の醜さと愚かさが表現されてて恐ろしい。









きらた@kirata2024年3月9日読み終わったかつて読んだ再読海洋研究所に届けられた3つの瓶の中には、海難事故に遭った2人の言葉が綴られていた 表題作他、6篇が収録された作品集 本棚になかったので買い直し 読む際、人がいると憚られるが夜1人では怖ろしいとの感覚は今回も有り 表題作は毎回見える世界が変わるのが楽しい 悪意とか虚飾とかを突き抜けた先にあるありのままの世界‥ ん?違うかな? なんかこう‥凄いですよね、夢野久作 読む時の気の有り様(‥か?)で、感じ方 受け取り方に違いも生じますし 根こそぎ持ってかれて放心?虚脱?する事も何度か












