明治大正昭和 判例百話

明治大正昭和 判例百話
明治大正昭和 判例百話
穂積重遠
河出書房新社
2024年10月29日
5件の記録
  • シャガ
    @filifjonka
    2025年8月19日
    185pの「第六十三話 今様常盤御前」の項目は、まんま「虎に翼」36話〜のエピソードとして採用されたものですね。亡夫の遺児の親権者たる寡婦が妻子ある歯科の妾となり、(中略)夫婦同様に同棲し、一子を儲けるに至った。
  • シャガ
    @filifjonka
    2025年8月19日
    228p「第八十八話 妻の衣類丁度と夫の権利」は虎に翼第2週のエピソードだ。
  • シャガ
    @filifjonka
    2025年8月19日
    言い回しが難しくて判断に迷う文体も多かったけど、圧倒的に面白かった! 人と人がいる限り争いの種は無限にあって、それを調停する法律があるのだなあ。
  • Blue moon
    Blue moon
    @mimosamimi
    2025年8月19日
  • シャガ
    @filifjonka
    2025年5月7日
    明治大正昭和の判例を取り上げた本。妻が呉服店から着物を百三十円あまり月末支払いで買った。呉服店が支払いを求めたが応じないので夫に対して訴えを起こした。被告は「それは妻の買い物で自分の感知するところでない、自分は漁業で留守中だったから」と争った。しかしそうは問屋が下さぬ、なぜなら民法第804条に「日常の家事に付いては妻は夫の代理人と看做す」とあるから。――まさに「虎に翼」で見たやつー!!(類語:進研ゼミに出たやつ!) この本の著者はとらつばの穂高先生のモデルとなった方です! はー、よそで得た知識同士が繋がった時のシナプスの刺激が感じ取れるかのような楽しみがあるから読書はいいよね。当時は女性は大抵生計を得る手段がないから八百屋も米屋も奥さん相手に安心して掛売りができない、だからこういう法律があったのね。
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