原爆に夫を奪われて

5件の記録
- つばめ@swallow32025年5月31日読み終わった@ カフェ@本と喫茶コトノハ 地域という単位での被爆体験についてのお話は初めて読んだ。 女性も義勇隊に参加していたということは、この地域には両親を失った子どももきっといるだろうなと思う。 いつも通り出かけて行った家族が被爆し、ご遺体も見つからないという状況では家族が亡くなったということはとても信じられないはず。今でも車で数十分かかる距離を家族を探すために毎日歩いて爆心地周辺まで行かれ、それでも手がかりすらない状況だったのは本当につらい。 そのような中でもみなさん生活のために肥料を遠方まで取りに行き、日が上る前から日が沈んだ後まで畑で働かれ続けた。 "原爆の恐ろしさは、経験したもんでなけりゃ本当のこたあわかりゃせん。" どれだけ体験記や写真、映像を見てきても、自分は知っているというだけでこの言葉の通りだなと思う。 けど、こういったことがあったことは語り継いでいくべきだと思う。これから活動していく中で確実にこのジレンマに陥ると思う…