城南旧事―北京の思い出―

11件の記録
mayu@yatsu_books2026年5月4日読み終わった@ 自宅客家系の父親、台湾出身の閩南人の母親の間に生まれて、台湾から北京にきた少女が見た胡同での暮らし。 幼年時代の友だちとの交流、近くの恵安館に住む狂女の哀しい事情、学校生活、盗品を隠す泥棒、歓迎されざる食客の追い出し作戦、幼いころから親しんできた子守との別れなど、季節の流れの中で北京の古い街並みと生活を楽しみました。 この時代の日本軍が与えた傷跡にはいたたまれなさを感じます。最後の「お父さんの花が散った。私はもう子供ではない」に胸が締め付けられました。









読書日和@miou-books2025年9月23日読み終わった100年前の北京で過ごした少女・英子(インズ)の思い出を描いた自伝的小説。 台湾から北京へ引っ越したばかりの頃のお話から、父を亡くし、急に大人にならざるをえなかった英子の日々そして成長の物語。 物語の最初の頃の英子は好奇心いっぱい。子供らしさ溢れていて、急に転がり込んできた色っぽいお姉さんにはちょっと女の子っぽい仕掛けをしたり、乳母であるソンマの物語。都市と田舎の差ってこの頃からあったのかな。。そして爽竹桃の花を髪に刺して迎えた卒業式、お父さんを亡くして急に大人になっていく。激動の時代だったろうし、どのお話も最後に少し哀しみが。でも読んでいて北京の古い街並みと季節毎の景色がありありと目に浮かんできて、豊かな時間を過ごせました。北京という街の記憶とともに、読む人の心にも懐かしい余韻を残してくれます。 そうそう、北京土産といえば馿打でしょ!だけど、材料全く知らなかった!餅米ときな粉だと思ってたじという発見が。 心に残ったフレーズ 「お父さんの花が散った。私はもう子供ではない」 「人生難得是歡聚、惟有別離多」 林海音さんの作品、もっと読みたい。日本語訳のでていない本、買っちゃうか、うーん、でも積読本見ると躊躇いが....。














