戦争に隠された「震度7」〈新装版〉

戦争に隠された「震度7」〈新装版〉
戦争に隠された「震度7」〈新装版〉
木村玲欧
吉川弘文館
2020年1月31日
2件の記録
  • 鷹緒
    鷹緒
    @takao_tanka
    2025年5月10日
    戦時中ただでさえ大変なのに大地震とか起きたらもう壊滅状態だっただろうね……と最近話していたので、「えっ 大地震あったの!?!?? しかも隠したの!??」という衝撃がすごい 読むしかない
  • 榎本
    榎本
    @enomotocas
    2025年5月9日
    政治的あるいは思想的な情報統制だけでなく、気象や災害についても軍は情報を統制した。怒りである。「たいした被害でなかった」とされてしまった二つの地震の真実を地震学などの理学工学的側面からではなく、報道や体験談などの社会的側面から追う。なかでも当時の地元新聞社の報道追跡、尾鷲市賀田町の方の体験談はとても貴重である。丁寧に話を聞く著者の質問力もすばらしい。国が忘れてもそこにいた人は忘れずに語り継ぐ。尾鷲は中村山から祖母は津波に呑まれる街を見下ろした。黒い海だったようだ。
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