朱夏
朱夏
宮尾登美子
新潮社
2006年4月1日
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1件の記録
散策舎
@sansakusha
2025年5月12日
読み終わった
満洲引揚げの経験を小説として描いた一冊。かなりの長編で読書会当日にようやく通して読み終わった。 読書会では、主人公の視点、著者の視点、出てくる人々の視点、書かれてはいないが存在していたはずの人々の視点、そして読んだ私たちそれぞれの視点が交錯した。 著者自身の経験でありながら極めて客観的に書かれることで、読み進めるほどにリアルさが増していく。まぎれもない文学の力によって読み進められた本だった。
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