幻の女 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 9-1))

5件の記録
しをに@remnkkswn603062026年1月20日読み終わった知人から「小学生の時に読んでうわーーってなった作家」としておすすめされた本。 ミステリっぽいのに文章が情緒的でなるほどなー好きそうだなーと思ってたら、終盤一気にTVの2時間サスペンスドラマ(*)のラストみたいになってだだだだだーーーっと終わったので度肝抜かれた。 (*)…最近見ないので10年前くらいのイメージ 怪しげな文章から、認知トリックみたいなの想像してたんだけど……!?と先の紹介者に伝えたら、なるほどなー君は先に新本格を通ってる人だからそういう感想になるよなーとしきりに面白がられました。それは確かにそう。京極夏彦を読んでるテンションでいたら着地点見誤ってびっくりした、というのが一番近い。 文体が怪しげで美しく、そこは私も好きだった。特に、バーテン視点で追跡されるあたり、異様で好き。 しかし幻の女本人が本当に何の関係もない存在で終わるとは思わなかった。逆にありなんだそれ。 バージェスがもたもたしてる間に人が死にまくっとるやないかい、とちょっと思いました。アガサ・クリスティよりも前かぁ。その時代に読んだら全然違う景色だったんだろうな。 記録漏れのため遡って登録。だいぶ前に読み始めて一度途切れて、2026.1.10には再読を始めてたはず。1.20読了。

ここでも仮の名でござる@carichan2025年5月14日ふと思い出した心に残る一節あまりにも有名な、詩的に美しい冒頭文。 The night was young and so was he. But the night was sweet, and he was sour. 夜は若く、彼も若かった。 が、夜の空気は甘いのに、彼の気分は苦かった。




